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エディ・ハーンが語る「オレクサンドル・ウシクは引退すべき」──「これ以上、やるべきことがあるか?」
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Manouk Akopyan
Manouk Akopyan
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エディ・ハーンが語る「オレクサンドル・ウシクは引退すべき」──「これ以上、やるべきことがあるか?」

オレクサンドル・ウシクは再びその時代最高のヘビー級であることを証明すべく、大きな一撃を放った。7月20日(土)、ロンドン・ウェンブリー・スタジアムで行われたIBF王者ダニエル・デュボアとの再戦で第5ラウンドKO勝利を収めたのだ。

この勝利により、ウシク(24勝無敗、15KO)は史上2度目となるヘビー級の四団体統一を達成。元クルーザー級四団体統一王者であり、ウクライナ代表として五輪金メダルも獲得したウシクは、過去にタイソン・フューリーとアンソニー・ジョシュアをいずれも2度ずつ撃破している。

この試合を前にして、38歳のウシクは引退が近いことをほのめかしており、デュボア戦後にあと1試合だけ闘う意向を示していた。

マッチルーム・ボクシング代表で、かつてウシクのプロモートも手がけたエディ・ハーンは、2階級制覇王者であるウシクについて「もう成し遂げるべきことは何もない」と語り、グローブを置くべきだと主張している。


「これ以上、やることがあるか? 彼は引退すべきだ」とハーンは語った。「デュボア戦でのパフォーマンスは素晴らしかった。本人がまだこの競技を楽しんでいるのなら、それはそれでいい。続ければいいさ。でも、他に何が残ってる? 正直、彼が負ける姿が想像できない。ウシクは世界のパウンド・フォー・パウンドで間違いなくナンバーワンだ。完全に頭一つ抜けている。彼はセンセーショナルで、天才で、この時代の偉人だよ。」


「今は休みたい」と彼は語った。「次の対戦相手が誰になるかは分からない。この試合のために3か月半ずっと準備してきたし、妻や家族にも会っていない。毎日、14人のチームメンバーと同じ家で、同じ顔を見ながら生活してきたんだ。

「今は次に何をするか、自分で選びたい。ボクシングもトレーニングも続けるつもりだけど、今は次が何かはまだ言えない。」

ウシクの次戦候補としては、WBO暫定王者でありThe Ring誌ヘビー級3位のジョセフ・パーカーや、同4位のアギット・カバイェルといった有力な挑戦者の名前が挙がっている

しかし、ウシクは2021年以降の6試合でフューリー、ジョシュア、そしてデュボアをそれぞれ2度ずつ撃破しており、もはや地球上に彼を倒せるボクサーはいないように思える。

それでも、フューリーとの第3戦や、急成長中の新星モーゼス・イタウマとの対戦を望む声は高まり続けている。

「ウシク対イタウマが見たい。これが戦うべき試合だ」とトゥルキ・アラルシクはウシクの勝利後に語った。


イタウマはThe Ring誌の2024年プロスペクト・オブ・ザ・イヤーであり、WBOでは1位、WBAで2位、IBFで6位、WBCで10位にランクされている。

イタウマ(12勝無敗、10KO)は、まだ21歳の誕生日を迎えておらず、8月16日にはサウジアラビア・リヤドでディリアン・ホワイトとの大一番が予定されており、来月のDAZN PPVのメインイベントを飾る

Manouk Akopyan は『ザ・リング』誌のリードライター。X(旧Twitter)とInstagramで @ManoukAkopyan をフォロー。

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