関係者が
「ザ・リング・マガジン」に明かしたところによると、
ヒルベルト・ラミレスと
ロビン・サファルは、1月16日にカリフォルニア州パームデザートで行われるラミレスのWBA・WBOクルーザー級世界タイトル戦に向けて合意に達した。
この試合は、
DAZNで配信されるアレクシス・ロチャ対ラウル・クリエルの再戦と同じ興行で組まれる予定だ。スルドは、5月2日に予定されている
デビッド・ベナビデス戦を維持するためにも、今回の試合に勝利しなければならない。
175ポンドでRingランキング2位のベナビデスは、今回がWBCライトヘビー級タイトルの初防衛だった。この勝利は、ライトヘビー級で判定2勝のあとに挙げたベナビデスの同級初のストップ勝ちとなった。
ラミレスはベナビデス同様、元スーパーミドル級のタイトルホルダーである。メキシコ人の彼は175ポンドへ階級を上げ、2022年のライトヘビー級タイトル挑戦で
ドミトリー・ビボルに完敗している。
ラミレス(48勝1敗, 30KO)は、200ポンドでRingランキング1位のボクサーである(なお、Ringのクルーザー級王者は
ジャイ・オペタイア)。34歳のラミレスは、6月に元王者ユニエル・ドルティコスに3者一致の判定勝ちを収めた。その後、
肩の手術を受けている。
サファルはラミレス同様、ゴールデンボーイと契約している。ラスベガスを拠点とする32歳のスウェーデン人は、2024年5月にリヤドで元王者
セルゲイ・コバレフを判定で番狂わせし、200ポンドのコンテンダーとなった。サファル(18勝0敗, 13KO)は10回目の最終ラウンドにコバレフをダウンさせた。
サファルはクルーザー級でRingランキング9位に位置している。
メキシコ系アメリカ人のベナビデスは、シンコ・デ・マヨに行われるラミレスとの対決に向けて予定されている。シンコ・デ・マヨは、ボクシング界のトップスターのために確保されてきたボクシングの祝日だ。今週、ベナビデス(31勝0敗, 25KO)は、ボクシング界で最も人気のある存在である
カネロ・アルバレスからこの日程を奪いたいという思いを積極的に口にしている。
Mike Coppingerは「ザ・リング・マガジン」のシニア・インサイダーである。X/Instagram:@MikeCoppinger をフォロー。毎週月曜日にはマックス・ケラーマンとともに「Inside The Ring」を共同ホストしている。