更新
Matt Penn
RingMagazine.com |
最新Ringランキング：PFPに新たな選手がランクイン、5階級で変動
ボクシング界が再び盛り上がりを見せた先週、多くの階級でRingランキングに変動があり、さらにはパウンド・フォー・パウンド・リストにも入れ替えが生じた。
7月30日、寺地拳四朗はリカルド・サンドバルとの激しい打ち合いの末、WBC・WBAフライ級王座を失った。同じ夜、アントニオ・バルガスはWBAバンタム級王座の防衛戦で比嘉大吾と12回の激闘を繰り広げ、ユナニマス・ドローで王座防衛に成功。試合後、比嘉は引退を表明した。
同日、横浜で行われたアンダーカードでは、髙見享祐がエリック・ロサを10回TKOで下し、WBAライトフライ級王座を獲得した。
その2日後、ベネズエラのカラカスでは、カルロス・カニサレスがタイのパンヤ・プラダブスリを5回KOで圧倒し、WBCライトフライ級の新王者となった。
週末にはタイトル戦以外の注目試合も行われ、シカゴではオスカー・ドゥアルテがケネス・シムズを12回戦のマジョリティ判定で下した。アンダーカードでは、レジス・プログレイスが何度も猛攻を受けながらも、ジョセフ “ジョジョ”・ディアスに10回判定勝ちを収めた。
以下に、4階級とパウンド・フォー・パウンド・リストにおける最新のランキング変更を掲載する：
※太字／斜体は階級内で順位が動いた選手を示す。
バンタム級
アントニオ・バルガスが6位に浮上し、それに伴い那須川天心は7位に後退。
王者：中谷潤人（日本）31勝0敗（24KO）
1位：堤聖也（日本）12勝0敗3分（8KO）
2位：武居由樹（日本）11勝0敗（9KO）
3位：西田凌佑（日本）10勝1敗（2KO）
4位：井上拓真（日本）20勝2敗（5KO）
5位：比嘉大吾（日本）21勝3敗2分（19KO）
6位：アントニオ・バルガス（アメリカ）19勝1敗（11KO）
7位：那須川天心（日本）7勝無敗（2KO）
8位：ジェイソン・モロニー（オーストラリア）27勝4敗（19KO）
9位：ジェイビエル・シントロン（プエルトリコ）13勝1敗（6KO）
10位：ケネス・リョーバー（フィリピン）14勝無敗（9KO）
フライ級
リカルド・サンドバルが1位に浮上。寺地拳四朗は2位に後退。（リマッチが即決すれば、RinRingのフライ級王座がかかる）
王者：（空位）
1位：リカルド・サンドバル（アメリカ）26勝2敗（18KO）
2位：寺地拳四朗（日本）25勝1敗（16KO）
3位：阿久井政悟（日本）21勝3敗1分（11KO）
4位：矢吹正道（日本）18勝4敗（17KO）
5位：ガラル・ヤファイ（イギリス）9勝1敗（7KO）*
6位：アンヘル・アヤラ（メキシコ）18勝1敗（8KO）
7位：フェリックス・アルバラド（ニカラグア）42勝4敗（35KO）
8位：アンソニー・オラスクアガ（アメリカ）9勝1敗（6KO）
9位：トビアス・レジェス（アルゼンチン）17勝1敗1分（16KO）
10位：飯村淳貴（日本）9勝1敗（2KO）
ライトフライ級
カルロス・カニサレスが1位に浮上。髙見享祐が2位に昇格。パンヤ・プラダブスリとエリック・ロサはランキング圏外へ。エリック・バディージョが9位に、ジェイソン・ヴァイソンが10位に新たにランクイン。
1位：カルロス・カニサレス（ベネズエラ）27勝3敗1分（19KO）
2位：髙見享祐（日本）9勝無敗（7KO）
3位：レネ・サンティアゴ（プエルトリコ）14勝4敗（9KO）
4位：タノンサック・シムスリ（タイ）39勝1敗（34KO）
5位：シベナティ・ノンシンガ（南アフリカ）13勝2敗（10KO）
6位：岩田翔吉（日本）14勝2敗（11KO）
7位：レジー・スガノブ（フィリピン）16勝1敗（6KO）
8位：クリスチャン・アラネタ（フィリピン）25勝3敗（20KO）
9位：エリック・バディージョ（メキシコ）18勝無敗（8KO）
10位：ジェイソン・ヴァイソン（フィリピン）14勝1敗1分（8KO）
ストロー級
ジアンクシン・ジュウが長期の不活動により6位からランク外に。石井剛士が10位に新規ランクイン。
王者：オスカー・コジャソ（アメリカ）12勝無敗（9KO）
1位：メルビン・ジェルサレム（フィリピン）24勝3敗（12KO）
2位：ペドロ・タドゥラン（IBF王者、フィリピン）18勝4敗1分（13KO）
3位：ノックアウト・CPフレッシュマート（タイ）27勝1敗（10KO）
4位：重岡悠大（日本）9勝2敗（5KO）
5位：シヤホルワ・クセ（南アフリカ）9勝2敗1分（4KO）
6位：高田優仁（日本）16勝8敗3分（6KO）
7位：松本龍聖（日本）6勝無敗（4KO）
8位：ジョーイ・カノイ（フィリピン）24勝5敗2分（15KO）
9位：ヴィク・サルダール（フィリピン）26勝6敗（16KO）
10位：石井剛士（日本）10勝1敗（8KO）
パウンド・フォー・パウンド（PFP）トップ10
寺地拳四朗がリストから外れ、シャクール・スティーブンソンが9位に浮上。デビッド・ベナビデスが10位に再ランクイン。
1位：オレクサンドル・ウシク（ウクライナ）24勝無敗（15KO）
2位：井上尚弥（日本）30勝無敗（27KO）
3位：テレンス・クロフォード（アメリカ）41勝無敗（31KO）
4位：ドミトリー・ビボル（ロシア）24勝1敗（12KO）
5位：アルツール・ベテルビエフ（ロシア）21勝1敗（20KO）
6位：ジェシー・ロドリゲス（アメリカ）22勝無敗（15KO）
7位：中谷潤人（日本）31勝無敗（24KO）
8位：カネロ・アルバレス（メキシコ）63勝2敗2分（39KO）
9位：シャクール・スティーブンソン（アメリカ）24勝無敗（11KO）
10位：デビッド・ベナビデス（アメリカ）30勝無敗（24KO）
コメント
0/500
