ホセ・アルマンド・レセンディスにとって、2026年は幸先の良いスタートとなった。
元スーパーミドル級4団体統一王者テレンス・クロフォードの引退を受け、WBA(世界ボクシング協会)は暫定王者であったレセンディスを正規王者へと昇格させた。
クロフォードの引退決断は、
2025年9月にラスベガスのアレジアント・スタジアムでサウル「カネロ」アルバレスを下した勝利から、わずか数カ月後のことであった。元5階級制覇王者であるクロフォードは当初、ミドル級へ階級を下げて新たな王座獲得を狙う可能性も示唆していた。しかし、38歳のクロフォード(42戦全勝31KO)は最終的にグローブを置く決断を下した。
その決断の最大の恩恵を受けたのがレセンディスである。レセンディスは5月31日、
カレブ・プラントを破る番狂わせの勝利によってWBA暫定王座を獲得した。圧倒的なアンダードッグと見られていたものの、レセンディス(16勝2敗11KO)は試合を通して絶え間ないプレッシャーをかけ続け、見事な勝利を手にした。
WBAはレセンディスを正規王者へ昇格させると同時に、ベクテミル・メリクジエフを同団体の1位指名挑戦者に位置付けた。
両者による指名試合が命じられる可能性もあるが、
『ザ・リング・マガジン』が最初に報じた通り、レセンディスは現在、強打で人気のあるスター選手、エドガー・ベルランガとの対戦交渉を進めている。
28歳のベルランガは現在、WBAランキング12位につけている。直近の試合では「リングIII」でハムザ・シーラズと対戦し、7月12日にニューヨークのルイ・アームストロング・スタジアムで
5回TKO負けを喫した。
レセンディス対ベルランガ(23勝2敗18KO)が実現した場合、その試合は年の第1四半期に行われる見通しである。