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ジャック・カテラル、ボジー・エニスの陣営に加入しフィラデルフィアで合宿へ
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Mosope Ominiyi
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ジャック・カテラル、ボジー・エニスの陣営に加入しフィラデルフィアで合宿へ
元世界スーパーライト級王座挑戦者ジャック・カテラルは、長年指導を受けてきたジェイミー・ムーアとナイジェル・トラヴィス両コーチとの袂を分かったことを今月初めに発表した。そして新たな拠点を得た。

今年初めにアメリカでの試験的なトレーニング期間を成功させた32歳は、本格的に環境を変える決意を固め、故郷チョーリーを離れ、3,400マイル離れたフィラデルフィアで高く評価される指導者ボジー・エニスのもとで活動することになった。

『ザ・リング・マガジン』が得た情報によると、カテラルは木曜日にペンシルベニア州フィラデルフィアへ飛び、同地でジャロン・エニスと共に合宿に入る予定である。英国人カテラルは、クリス・ユーバンク・ジュニア対コナー・ベン第2戦のアンダーカードでエコウ・エスーマンと対戦する可能性が高い。

エニス(34勝0敗、30KO、1無効試合)は、自身の合宿の最終段階にあり、元『The Ring』誌および統一ウェルター級王者として10月11日にアンゴラの強打者ウイスマ・リマ(14勝1敗、10KO)を相手にスーパーウェルター級デビュー戦に臨む。その模様はDAZNで生中継される

カテラル(31勝2敗、13KO)は、7月5日に行われたハーレム・ユーバンクとのウェルター級デビュー戦に不完全燃焼の結末を迎えた。同試合は第7ラウンド開始直後、偶然のバッティングで両者がカットし、カテラルが続行不可能と判断されて終了した。次の相手はエスーマンになる可能性がある。

エスーマン(22勝1敗、8KO)は、2023年11月にハリー・スカーフに判定で敗れて英国王座、コモンウェルス王座、IBFヨーロッパ王座を同時に失ったが、その後は3連勝を収めている。中でも最大の勝利は、5月24日にグラスゴーでカテラルの元ライバルであるジョシュ・テイラーを破ったことであった。この敗戦を機に元4団体統一スーパーライト級王者テイラーは引退を表明した


カテラルは9月3日にムーア、トラヴィス両コーチと決別し、9年間にわたるパートナーシップに感謝を述べ、「親友」と呼ぶ二人への謝意を表した。また、地元で3試合連続してメインイベントを務めたことを誇りに思うとした。

現在147ポンドで活動し、混迷するウェルター級戦線に身を置くカテラルは、世界王座獲得という長年の夢を叶えるために環境を変える必要があると感じている。今年5月、カテラルは『ザ・リング・マガジン』に対して、アメリカで数週間過ごした経験が新しい環境で学ぶ大きな糧になったと語っていた。

「毎日マンチェスターまで車を走らせてジムに通うリズムを断ち切るのは良かった。向こうに行って違うジムでスパーリングを重ね、新しいことを学び、成長を続けることができた。

「学びは決して止まらない。だから、いわばコーチなしで一人で向こうへ行き、他人のジムに通うことで、意図的に少しプレッシャーを自分にかけ、受け身の立場に身を置いた。あれは彼らのジムで、自分はスパーリングのために入っていく側だが、居心地の悪さを感じるのはむしろ良いことだ。そういう状況に自分を置くことで成長するし、自分にはそれがうまく作用した。素晴らしい人たちに出会い、多くを学び、気分が刷新されてエネルギーが戻り、ここから加速していく準備が整ったという気持ちで帰ってきた。」

「いろいろな“別の目”が自分を見ているので、当然、良いところを見せてやろう、格好よく見せようという気持ちになる。向こうでは多くのトップ選手とスパーする幸運にも恵まれた。さまざまな人に見られ、助言やコツをもらえるのは良い——いわば大学の学位を取りに行くようなもので、外へ出て、自分を不利な立場に置き、学び続けるということだ。」


ボジーの陣営には息子ジャロンの他にも複数の世界王者が所属している。その中には二階級制覇王者スティーブン・フルトンもいる。

フルトンは、10月25日に予定されているセバスチャン・フンドラ対キース・サーマンのアンダーカードでWBC世界スーパーフェザー級王者オシャキー・フォスターに挑戦する。同選手は今年2月1日のブランドン・フィゲロア再戦前にボジーについて問われ、「ボジーがいることで自分のスタイルに新たな側面が加わる」と語っていた。

「彼は違った目線を持っていて、自分には強力なコーナーがあるが、さらに助けになるだろう。フィゲロアも新しい動きを試していたようだが、それは自分にとって問題にならなかった」

結果としてフルトンは堅実な試合運びで勝利し、WBCフェザー級王者となった。しかし統一戦の機会に恵まれなかったため、現在はフォスターのスーパーフェザー級王座を狙っている。

さらに、IBF/IBO世界スーパーウェルター級王者オシェイ・ジョーンズやライト級の有望株アンディ・クルスなど、無敗の選手たちもボジーのチームに名を連ねている。69歳のボジーはすでに「年間最優秀トレーナー」候補として早くも注目を集めている。
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