ハムザ・シェラーズはアメリカでの鮮烈なデビューを大いに楽しみ、2026年には再び大西洋を渡り、さらなる衝撃を与えることを目標に掲げている。
シェラーズ(22勝0敗1分、18KO)は、7月12日にニューヨーク・クイーンズのルイ・アームストロング・スタジアムで行われた「The Ring III」のメインイベントで、
エドガー・ベルランガを5回TKOで下し、スーパーミドル級で鮮烈な存在感を示した。
これが彼にとって初のアメリカでの試合であり、WBCミドル級王者カルロス・アダメスとの
物議を醸したスプリットドロー(引き分け)からわずか5か月後の一戦だった。
プレッシャーも賭けるものも大きかったが、ロンドン郊外イルフォード出身のシェラーズは見事にその重圧に応えた。そして今、彼は2026年に再びアメリカで戦うことを強く望んでいる。
「もちろん、100万パーセント戻りたいね」と、シェラーズは
『ザ・リング・マガジン』のルイス・ハート記者のインタビューで語った。「あのリングをアメリカのトップ選手たちと共有できるなんて名誉なことだよ。」
「誤解しないでほしいけど、俺はリングに上がるときは常に相手を完全に破壊するつもりで臨む。でも君が挙げた名前――ジャモール・チャーロ、カレブ・プラント、ハイメ・ムンギア、ホセ・アルマンド・レセンディス――彼らはみんなアメリカで名のある偉大なファイターだ。そんな選手たちと戦いながら、自分がスーパーミドル級(168ポンド)でどれほどの力を持っているかを証明し続けることは、自分にとって大きな誇りなんだ。」
「俺のマインドセットとしては、アメリカの選手、あるいは“ビッグ・ビッグ・ビッグネーム”と戦いたいってことなんだ。俺の名前が彼らと並んだときに、“シェラーズはアンダードッグだ”って見られるような相手とね、分かるだろ?」
それでもこの26歳は、今後4か月以内に再びリングへ戻る意欲を見せており、クロフォードがベルトを返上すれば、スーパーミドル級のタイトル戦として復帰する可能性もある。
今のところ、彼は待つしかない。
「願わくば2月だね」とシェラーズは語った。「またリングに上がれるのは最高の気分だろう。フランク・ウォーレンとトルキ・アラルシーク閣下の意見を聞いて、チームの意見も聞いて、その間もハードワークを続けるだけさ。」