ボクシング界のトップスター、カネロ・アルバレスは10月23日にカリフォルニア州オレンジでひじの手術を受けることが「ザ・リング」の取材でわかった。

アルバレスの手術予定は、月曜配信の「Inside the Ring」でザ・リングが最初に報じたもので、このケガにより、サウジアラビア・リヤドでのリヤド・シーズン4試合契約の第3戦となる来年2月の復帰戦は延期される。

アルバレス（62勝3敗2分、39KO）は、今月ラスベガスで行われたスーパーファイトでテレンス・クロフォードに判定負けを喫し、ザ・リング誌認定のスーパーミドル級王座を失った。35歳のアルバレスは、2026年第2四半期から第3四半期の復帰が見込まれている。

「カネロは左ひじに遊離体があると診断された」とアルバレス陣営の声明に記されている。「精密な検査と整形外科医の診察を経て、遊離体を除去するための左ひじ関節鏡下手術を受ける予定になっている。

手術後は短期間、腕つりの使用が推奨されており、リハビリプログラムによって4～6週間以内に軽いトレーニングへの復帰が見込まれている。予後は良好で、サウルは完全に回復し、再びチャンピオンレベルのボクシングに戻ると期待されている。

回復過程におけるファンとボクシング界からの変わらぬサポートに感謝する。」

アルバレスはこれまでキャリアの中で2度の手術を経験している。2018年には右ひざの手術、2022年には左手首の手術を受けている。

今回のひじ手術はスティーブ・モラ医師によって行われる予定だ。

アルバレスはザ・リングのスーパーミドル級ランキングのナンバー1であり、クロフォード戦での敗北は168ポンドで初、そして2022年5月に175ポンド級タイトルマッチでドミトリー・ビボルに敗れて以来の黒星となった。