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トーマス・ラマナ、「大舞台ではもう崩れない」と誓う
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Manouk Akopyan
Manouk Akopyan
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トーマス・ラマナ、「大舞台ではもう崩れない」と誓う
トーマス・ラマナが最後にスポットライトを浴びた試合では、開始からわずか約60秒で姿を消した。

2021年5月、エリスランディ・ララとのWBAミドル級タイトル戦で、第1ラウンドに激しいKO負けを喫したのである。ララはわずか8発の有効打でラマナを沈めた。

それ以来、ラマナ(39勝5敗1分、18KO)はキャリアを立て直し、9連勝を挙げてきた。そして今週土曜日、ラスベガスのマンダレイ・ベイで開催される試合で、再び大きなチャンスが巡ってくる。対戦相手はジャーメル・チャーロ。試合はPBC主催のPrime Video中継カードのコ・メインイベントとして行われ、メインイベントではカレブ・プラントとアルマンド・レセンディスが激突する



「戦う準備はできている。このキャンプではすべきことをすべてやった。ここまでの道のりは長かったが、今こそその成果を出すときだ」とラマナはメディアワークアウトで語った。「ララ戦で学んだのは、試合の雰囲気に呑まれてはいけないということ。試合週を通じてそれを心がけ、当日のリングに立てれば、チャーロにとっては長い夜になるはずだ。」

「ララ戦の後、考え方が一変した。正直、もうボクシングをやりたくないと思った。でも復帰したとき、本気で正しいやり方でやろうと決めた。今回は、最大の舞台で訪れた自分の大きなチャンスだ。そして今、その絶好の機会を手にしている。」

ラマナは過去にもレベルの高い相手と対戦するたびに苦戦してきた。2020年にはホルヘ・コタに5ラウンドでストップされ、ブライアン・メンドーサには10回戦で判定負けを喫している。


チャーロ(33勝0敗、22KO)は元ミドル級王者だが、現在はかつての支配的な姿ではない。2021年以降、私的な問題により試合は1度しか行っていない。

「人としては、チャーロのメンタルヘルスの問題を気にかけているし、それが現実にあることも理解している」とラマナは語る。「でも、ボクシングに関しては関係ない。リングに上がればそれが全てだ。今の自分にはチャーロよりも勢いがあると思っている。ただ、試合をやってみないと分からない。5月31日、その結果が出る。」

チャーロが最後に試合をしたのは2023年11月。その際は、キャッチウェイト163ポンド契約に対し、3.4ポンドの体重超過で臨み、ホセ・ベナビデス・ジュニアに判定勝ちしている。今回、ラマナはミドル級からスーパーミドル級(168ポンド)に階級を上げてこの試合に臨む。チャーロも同様に168ポンドデビュー戦である。

「今回のキャンプは非常に戦略的に行った。必要なことをすべてやった」とラマナは語る。「適切なスパーリングを行い、戦術面でも徹底的に準備した。体調も万全だし、168ポンドの体にしっかり適応できた。前回の試合でこの階級の違いを体感した。体重を落とす必要もなく、エネルギーもみなぎっている。」

また、ラマナは番狂わせを狙っている。というのも、チャーロとプラントは両者が今週末の試合に勝利すれば、年内にも対戦が計画されているからだ。

「先のことは一切考えていない。今はこの試合に全力を注いでいる」とラマナは語った。「でも、チャーロを倒したら、その先は全部狙うつもりだ。ビッグファイトをすべて手に入れたい。」

Manouk Akopyanは『ザ・リング・マガジン』の主任ライターである。X(旧Twitter)およびInstagramでは@ManoukAkopyanで連絡可能。

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