先週末は3日間にわたってボクシング界のビッグネームたちが登場。
ライアン・ガルシア、
カネロ・アルバレス、
井上尚弥がそれぞれ異なる興行でメインイベントを務めた。
ガルシアは、ニューヨーク・タイムズスクエアで開催された『ザ・リング』主催の「FATAL FURY: City of the Wolves」で、ロランド・ローリー・ロメロと対戦したが、第2ラウンドにダウンを喫し、そのままユナニマス・ディシジョンで敗北を喫した。
アルバレスはウィリアム・スクールを下し、IBFタイトルを獲得。これにより、スーパーミドル級の4団体統一王者に再び返り咲き、リヤドのANBアリーナでThe Ringの新デザイン「オールゴールドベルト」を授与された。
井上は週末の最終戦で登場し、ラスベガスにてラモン・カルデナスを8回TKOで下して試合を締めくくった。なお、第2ラウンドには自らダウンを喫する場面もあったが、最終的に試合を制した。
今回のランキング更新では、ヘビー級、クルーザー級、スーパーライト級などでの変動が見られ、さらにPFPランキングには新たな選手が加わっている。
※太字は順位変動を示す。
ヘビー級
エフェ・アジャグバが10位から9位に上昇、ファビオ・ワードリーが9位から10位に後退
C オレクサンドル・ウシク(ウクライナ)23勝0敗(14KO)
1 タイソン・フューリー(英国)34勝2敗1分(24KO)
2 ダニエル・デュボア(英国)22勝2敗(21KO)
3 ジョセフ・パーカー(ニュージーランド)36勝3敗(24KO)
4 アギット・カバエル(ドイツ)26勝0敗(18KO)
5 アンソニー・ジョシュア(英国)28勝4敗(25KO)
6 フィリップ・フルゴビッチ(クロアチア)18勝1敗(14KO)
7 ジレイ・チャン(中国)27勝3敗1分(22KO)
8 マーティン・バコーレ(コンゴ)21勝2敗1分(16KO)
9 エフェ・アジャグバ(ナイジェリア)20勝1敗1分(14KO)
10 ファビオ・ワードリー(英国)18勝0敗1分(17KO)
クルーザー級
前回4位のリチャード・リアクポールはヘビー級転向のためランク外、10位のブランドン・グラントンもランク外。バドゥ・ジャックが6位に、ノエル・ミカエリアンが7位に新登場。
C C ジャイ・オペタイア(オーストラリア)27勝0敗(21KO)
1 ギルベルト・ラミレス(メキシコ)47勝1敗(30KO)
2 クリス・ビラム=スミス(英国)21勝2敗(13KO)
3 アレクセイ・パピン(ロシア)18勝1敗(17KO)
4 ミカル・チエスラック(ポーランド)27勝2敗(21KO)
5 ライアン・ロジッキ(カナダ)20勝1敗1分(19KO)
6 バドゥ・ジャック(カナダ)20勝1敗1分(19KO)
7 ノエル・ミカエリアン(スウェーデン)29勝3敗3分(17KO)
8 ヤミル・ペラルタ(アルゼンチン)17勝1敗1分(9KO)
9 レオナルド・モスケア(ドミニカ共和国)16勝0敗(9KO)
10 ロビン・シルワン・サファー(スウェーデン)18勝0敗(13KO)
スーパーミドル級
ハイメ・ムンギアが8位から5位に上昇。ウィリアム・スクールが5位から6位に、ブルーノ・スラースが7位から8位にそれぞれ後退。
C カネロ・アルバレス(メキシコ)63勝2敗2分(39KO)
1 クリスチャン・ムビリ(フランス)28勝0敗(23KO)
2 ディエゴ・パチェコ(米国)23勝0敗(18KO)
3 オスレイ・イグレシアス(キューバ)13勝0敗(12KO)
4 カレブ・プラント(米国)23勝2敗(14KO)
5 ハイメ・ムンギア(メキシコ)45勝2敗(35KO)
6 ウィリアム・スクール(キューバ)23勝1敗(9KO)
7 ウラジミール・シシキン(ロシア)16勝1敗(10KO)
8 ブルーノ・スラース(フランス)26勝1敗2分(5KO)
9 エドガー・ベルランガ(米国)23勝1敗(18KO)
10 レスター・マルティネス(グアテマラ)19勝0敗(16KO)
ウェルター級
ローハン・ポランコが9位から7位に、アレクシス・ロチャが7位から8位に、ラウル・クリエルが8位から9位にそれぞれ変動。
C ジャロン・エニス(米国)34勝0敗(30KO)
1 ブライアン・ノーマン・ジュニア(米国)27勝0敗(21KO)
2 エイマンタス・スタニオニス(リトアニア)15勝1敗(9KO)
3 マリオ・バリオス(米国)29勝2敗1分(18KO)
4 ジョバニ・サンティリャン(米国)33勝1敗(18KO)
5 シャフラム・ギヤソフ(ウズベキスタン)17勝0敗(10KO)
6 佐々木尽(日本)19勝1敗1分(17KO)
7 ローハン・ポランコ(ドミニカ共和国)16勝0敗(10KO)
8 アレクシス・ロチャ(米国)25勝2敗1分(16KO)
9 ラウル・クリエル(メキシコ)15勝0敗1分(13KO)
10 カレン・チュカジャン(ウクライナ)24勝3敗(13KO)
スーパーライト級
デビン・ヘイニーがウェルター級転向によりランキングから除外。残る選手は1ランクずつ上昇し、平岡アンディが10位に新登場。
C テオフィモ・ロペス(米国)22勝1敗(13KO)
1 リチャードソン・ヒッチンス(米国)19勝0敗(7KO)
2 アルベルト・プエジョ(ドミニカ共和国)24勝0敗(10KO)
3 ジャック・カテラル(英国)30勝2敗(13KO)
4 アーノルド・バルボサ(米国)32勝1敗(11KO)
5 リアム・パロ(オーストラリア)25勝1敗(15KO)
6 サブリエル・マティアス(プエルトリコ)22勝2敗(22KO)
7 ゲイリー・アントゥアン・ラッセル(米国)18勝1敗(17KO)
8 サンドール・マルティン(スペイン)42勝4敗(15KO)
9 ダルトン・スミス(英国)18勝0敗(13KO)
10 平岡アンディ(日本)24勝0敗(19KO)
フェザー級
C(空位)
ラファエル・エスピノサが2位から1位に、アンジェロ・レオが1位から2位に後退。
1 ラファエル・エスピノサ(メキシコ)27勝0敗(23KO)
2 アンジェロ・レオ(米国)25勝1敗(12KO)
3 ニック・ボール(英国)22勝0敗1分(13KO)
4 スティーブン・フルトン(米国)23勝1敗(8KO)
5 ルイス・アルベルト・ロペス(メキシコ)31勝3敗(18KO)
6 ブランドン・フィゲロア(米国)25勝2敗1分(19KO)
7 ブルース・キャリントン(米国)15勝0敗(9KO)
8 ミルコ・クエジョ(アルゼンチン)15勝0敗(12KO)
9 ロベイシ・ラミレス(キューバ)14勝3敗(9KO)
10 オマール・トリニダード(米国)18勝0敗1分(13KO)
バンタム級
前回6位のエマヌエル・ロドリゲスが活動実績不足で除外され、以下の選手がそれぞれ1ランクずつ上昇。ケネス・ロベールが10位に新登場。
C(空位)
1 中谷潤人(日本)30勝0敗(23KO)
2 西田凌佑(日本)10勝0敗(2KO)
3 堤聖也(日本)12勝0敗3分(8KO)
4 武居由樹(日本)10勝0敗(8KO)
5 井上拓真(日本)20勝2敗(5KO)
6 比嘉大吾(日本)21勝3敗2分(19KO)
7 那須川天心(日本)6勝0敗(2KO)
8 ジェイソン・モロニー(オーストラリア)27勝4敗(19KO)
9 ジェイビエール・シントロン(プエルトリコ)13勝1敗(6KO)
10 ケネス・ロベール(フィリピン)14勝0敗(9KO)
パウンド・フォー・パウンド(全階級)
中谷潤人が8位から7位へ、カネロ・アルバレスが7位から8位に、寺地拳四朗が10位から9位にそれぞれ順位を上げた。新たにデビッド・ベナビデスが10位にランクイン。デビン・ヘイニーがランキング外に。
1 オレクサンドル・ウシク(ウクライナ)23勝0敗(14KO)
2 井上尚弥(日本)30勝0敗(27KO)
3 テレンス・クロフォード(米国)41勝0敗(31KO)
4 ドミトリー・ビボル(ロシア)24勝1敗(12KO)
5 アルトゥール・ベテルビエフ(ロシア)21勝1敗(20KO)
6 ジェシー・ロドリゲス(米国)21勝0敗(14KO)
7 中谷潤人(日本)30勝0敗(23KO)
8 カネロ・アルバレス(メキシコ)63勝2敗2分(39KO)
9 寺地拳四朗(日本)25勝1敗(16KO)
10 デビッド・ベナビデス(米国)31勝0敗(15KO)