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堤聖也対ノニト・ドネアが牽引する世界戦トリプルヘッダー、12月17日に東京開催
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Anson Wainwright
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堤聖也対ノニト・ドネアが牽引する世界戦トリプルヘッダー、12月17日に東京開催
クリスマス休暇で世界のボクシング界が一段落する中、日本は年末恒例の大一番に向けてギアを上げる時期である。

『ザ・リング・マガジン』の取材によれば、帝拳プロモーションが12月17日に東京でトリプルヘッダーを開催する見通しであり、この情報は『Brunch Boxing』の第一報と一致している。

メインイベントでは、WBAの休養王者である堤聖也が、暫定王者ノニト・ドネアと対戦する予定である。

当初、堤はWBAの正規王者アントニオ・バルガスとの対戦が見込まれていたが、バルガスの母親が最近逝去したため、ドネアが代役として名乗りを上げた形である。

勝利すれば、11月16日に43歳となるドネアは、主要団体の世界タイトルを獲得した史上3番目の最年長選手となる。

堤(12勝0敗3分、8KO)は、『The Ring』誌のバンタム級1位にランクされる実力者である。デビューから5連勝後、当時無敗の中嶋一輝(8回引き分け)と比嘉大吾(10回引き分け)に連続ドロー。その後の一戦で澤田京介を8回TKOで下し、日本王座を獲得した。

29歳の堤は同王座を4度防衛して地位を固めたのち、井上拓真を12回判定で破ってWBA王座を戴冠。しかし2月24日の初防衛戦では、元フライ級王者の比嘉大吾を相手に再び引き分けに終わっている。

ドネア(43勝8敗、28KO)は、殿堂入りに相応しいキャリアの中で、フライ級、バンタム級、スーパーバンタム級、フェザー級で世界タイトルを獲得してきた。ビック・ダルチニアン(5回TKO)、フェルナンド・モンティエル(2回TKO)、西岡利晃(9回TKO)ら強豪に挙げた勝利も輝かしい実績である。


この夜のセミファイナルでは、WBA世界ライトフライ級王者・高見京介が、WBO同級王者・レネ・サンティアゴと2団体統一戦を行う。
2019年11月には井上尚弥(12回判定)と大激戦を演じ、2022年6月の再戦では2回TKOで敗れた。長期のブランク(約2年)を経て今年6月に復帰し、アンドレス・カンポスに9回テクニカル判定で勝利している

この夜のセミファイナルでは、WBA世界ライトフライ級王者・高見京介が、WBO同級王者・レネ・サンティアゴと2団体統一戦を行う。

その後、約2年に及ぶブランクを経て6月に復帰し、アンドレス・カンポスに9回テクニカル判定勝ちを収めた。

この夜のセミファイナルでは、WBA世界ライトフライ級王者・高見京介が、WBO同級王者・レネ・サンティアゴと2団体統一戦を行う。
高見京介(10勝0敗、8KO)は、『The Ring』誌の108ポンド級2位にランクされる実力者であり、2022年7月にプロ転向する前は優れたアマチュアとして知られていた。プロ入り後はスピード出世を遂げ、2024年3月には老練な堀川謙一を6回TKOで下した。

23歳の高見は、その後も勢いを保ち、川満俊輝を6回でストップして日本王座を獲得。さらにレベルを上げ、7月30日にはエリック・ロサを10回TKOで沈める圧巻のパフォーマンスでWBA王座を手にした

一方、レネ・サンティアゴ(14勝4敗、9KO)は、キャリア最初の7年間で9勝3敗と伸び悩み、将来的な飛躍は難しいと思われていた。しかし、その後3連勝を挙げ、無敗だったヘラルド・サパタを2回反則勝ちで破り、さらにケビン・ビバスを12回KOで倒して大きなインパクトを残した。

この勢いに乗って掴んだチャンスでは、当時のWBO世界ライトフライ級王者ジョナサン・ゴンサレスに果敢に挑んだが、善戦及ばず判定で敗れた。

しかし、その後地元で10回戦の判定勝ちを挙げて立て直すと、33歳のプエルトリコ人は今年3月に日本へ渡り、序盤から主導権を握って岩田翔吉を12回判定で破る番狂わせを演じ、WBO王座を獲得した。

そして第3試合では、WBO世界フライ級王者アンソニー・オラスクアガが、アジア・パシフィック王者の飯村樹輝弥を迎えて防衛戦に臨む見込みである。

オラスクアガ(10勝1敗、7KO)は、『The Ring』誌のフライ級6位。2019年にプロ転向後は加速するようにキャリアを積み、2021年から2022年にかけてサウル・フアレス(8回判定)とヒルベルト・ペドロサ(8回判定)という元世界挑戦者を連破した。

ロサンゼルス出身の彼は、プロ5戦目の段階で急きょオファーを受け、当時リング誌/WBA/WBCのL・フライ級王者だった寺地拳四朗への世界挑戦に踏み切ったが、翌年に9回TKO負けを喫している。

それでも26歳のオラスクアガは、昨年に加納陸を3回KOで下して空位のWBO王座を獲得し、その後は3度の防衛に成功。9月11日にはジョナサン・ゴンサレス(1回TKO)、京口紘人(12回判定)、フアン・カルロス・カマーチョ(2回TKO)を連破している。


飯村樹輝弥(9勝1敗、2KO)は、ザ・リング誌のフライ級ランキングで第10位に位置している。2022年のプロ4戦目で、経験豊富なエスネス・ドミンゴに6回TKO負けを喫し、苦い挫折を味わった。

しかし、その後27歳の飯村は日本王座を獲得し、3度の防衛に成功したうえで地域王座も手に入れた。そして初防衛戦では、過去に敗れたドミンゴとの再戦に臨み、12回判定勝ちで雪辱を果たした。

質問やコメントはAnson(elraincoat@live.co.uk)まで。また、Twitter(@AnsonWainwr1ght)でもフォロー可能である。
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