関係者が
『ザ・リング』に語ったところによると、ギルベルト“ズルド”ラミレスが予定していたロビン・サファーとのクルーザー級タイトル防衛戦は
、1月16日に行われないことが分かる。サファー側は、ライアン・ガルシア対マリオ・バリオス戦のアンダーカードとして
、2月21日に試合を延期する案に関心を示す。ただし、ラミレスはすでに
5月2日にデビッド・ベナビデスとの対戦が決まっており、試合を延期するかどうかは不透明だ。
試合が再設定できない場合、サファーはクリス・ビラム=スミス、または
ライアン・ロジッキとの対戦に関心を持つ。
サファーはラミレスと同様、ゴールデンボーイ・プロモーションズ所属だ。ラスベガスを拠点に活動する32歳のスウェーデン人で、2024年5月にサウジアラビア・リヤドで行われた試合で、元王者
セルゲイ・コバレフに判定勝ちし、200ポンド級(クルーザー級)の有力コンテンダーとなる。この試合では10回、最終ラウンドにコバレフからダウンを奪う。
ラミレス(48勝1敗、30KO)
は200ポンド級(クルーザー級)で『ザ・リング』誌のランキング1位に位置する(同誌クルーザー級王者はジャイ・オペタイア)。34歳のラミレスは6月
にユニエル・ドルティコスに3―0の判定勝ちを収め、その後、肩の手術を受ける。