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ローチはクルス戦で拳を折ったまま戦って、「片手でも勝つだけのことはやった」と言う
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Manouk Akopyan
Manouk Akopyan
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ローチはクルス戦で拳を折ったまま戦って、「片手でも勝つだけのことはやった」と言う
ラモント・ローチは逆境を押しのけて後半に攻勢をかけて、土曜のアイザック・クルス戦を勝つには十分だと思わせる内容を見せたが、ジャッジの目は違った。

ローチ(25勝1敗3分、10KO)は3ラウンドのダウンと5ラウンドの右手骨折を乗り越えたものの、クルス(28勝3敗2分、18KO)とのジュニアウェルター級戦は、サンアントニオのフロスト・バンク・センターで多数ドロー判定になる。

1人はクルスを115-111で支持し、残る2人は113-113だった。

「俺はリズムを変えて、プレッシャーファイターを下がらせていた」とローチは試合後会見で言う。「俺がかき乱してラウンドを取り始めたのは、手を折った後だよ。あいつがリングを滑るように回り始めて、ゲームプランを変えようとしていたのを見れば分かるだろ。…

「6ラウンドでやつがジャブを打ってきて、俺はそれをブロックした瞬間に痛くて、『あ、折れた』って分かった。それでも投げようとはしたけど、本当に痛かった。言い訳にするつもりはない。残っているものを全部使って戦ったし、実際にやれた。パンチをかわして、打ち合いでも勝っていた。それ以外にも、相手のパンチを受けたりスリップしたりしていた。片手でも勝つだけのことはやった。」


ローチはケガを抱えながらも手数を上げて、突進型のクルスを得意レンジから引きずり出す。コンピュボックスによれば、6ラウンド以降はローチがクルスを106対72で上回る。試合全体でもローチが191発、クルスが159発と、ローチが上回った。

多数ドローは、ローチにとって2試合連続の引き分けになる。3月には、ローチはジャーボンテイ・デイビスと物議を醸す多数ドローを演じている。本来なら、デイビスの片膝ダウンが正しくノックダウン判定されていれば、ローチが勝っていたはずだ。

「欲しいのはフェアな扱いだけだ」とローチは言う。「(クルス戦は)僅差で勝っていたと思う。欲しいのはフェアな扱いだけだ。それだけ。…何をすればいいのか分からない。これは全然受け入れられない。僅差で勝ったと明らかに思っている。もううんざりだ。」

Manouk Akopyan は『ザ・リング』の主任ライター。Xとインスタグラムでフォロー:@ManoukAkopyan。

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