『ザ・リング』誌の最新ランキングにおいて、複数の変更が行われ、3つの階級で新たな選手がランク入りした。
先週末、スコットランド・グラスゴーでジョシュ・テイラーが再起戦に臨み、
エコー・エスーマンに判定で敗北した。その試合は3者一致の判定によるものであった。一方、アンダーカードでは、ヘビー級のモーゼス・イタウマとフェザー級のナサニエル・コリンズがそれぞれの対戦相手をスタイリッシュに退ける好パフォーマンスを披露した。
さらに、IBFフェザー級王者アンジェロ・レオが日本で亀田和毅との防衛戦に臨み、
マジョリティ・デシジョンで勝利した。
同興行のアンダーカードでは、IBFミニマム級タイトル戦で重岡銀次朗がペドロ・タドゥランにスプリット判定で敗北。試合後、
重岡はリング上で倒れ、急性硬膜下血腫により意識不明となり病院に搬送された。緊急の脳外科手術が施され、日本ボクシングコミッション(JBC)からは引退の勧告がなされている。
以下に、今回のランキング変更があった3階級の詳細を記す:
※太字はランク内での変動を示す。
スーパーフェザー級
ジョー・コルディナは活動不足により5位から除外され、下位の選手がそれぞれ1つ順位を上げた。新たにレイモンド・フォードが10位にランクイン。
C(空位)
1 オーシャキー・フォスター(米)23勝3敗(12KO)
2 エマヌエル・ナバレッテ(メキシコ)40勝2敗1分(32KO)
3 アンソニー・カカーチ(アイルランド)24勝1敗(9KO)
4 ラモン・ローチ(米)25勝1敗2分(10KO)
5 ロブソン・コンセイサン(ブラジル)19勝3敗1分(9KO)
6 エドゥアルド・ヌニェス(メキシコ)27勝1敗(27KO)
7 エドゥアルド・エルナンデス(メキシコ)37勝2敗(32KO)
8 チャーリー・スアレス(フィリピン)18勝1敗(10KO)
9 アルベルト・バティルガジエフ(ロシア)12勝無敗(8KO)
10 レイモンド・フォード(米)17勝1敗1分(8KO)
フェザー級
ナサニエル・コリンズが10位に新たにランクイン。オマール・トリニダードは除外された。
C(空位)
1 ラファエル・エスピノサ(メキシコ)27勝無敗(23KO)
2 アンジェロ・レオ(米)26勝1敗(12KO)
3 ニック・ボール(英)22勝無敗1分(13KO)
4 スティーブン・フルトン(米)23勝1敗(8KO)
5 ルイス・アルベルト・ロペス(メキシコ)31勝3敗(18KO)
6 ブランドン・フィゲロア(米)25勝2敗1分(19KO)
7 ブルース・キャリントン(米)15勝無敗(9KO)
8 ミルコ・クエジョ(アルゼンチン)15勝無敗(12KO)
9 ロベイシー・ラミレス(キューバ)14勝3敗(9KO)
10 ナサニエル・コリンズ(英)17勝無敗(8KO)
スーパーフライ級
新IBF王者のウィリバルド・ガルシアが10位に新たにランクイン。リカルド・マラジカはランク外に。
C ジェシー・ロドリゲス(米)21勝無敗(14KO)※WBC王者
1 フェルナンド・マルティネス(アルゼンチン)18勝無敗(9KO)
2 フアン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)44勝4敗(28KO)
3 井岡一翔(日本)31勝4敗1分(16KO)
4 プメレレ・カフ(南アフリカ)11勝無敗3分(8KO)
5 田中恒成(日本)20勝2敗(11KO)
6 カルロス・クアドラス(メキシコ)44勝5敗1分(28KO)
7 アンドリュー・モロニー(豪州)27勝4敗(17KO)
8 ダビド・ヒメネス(コスタリカ)17勝1敗(11KO)
9 ペドロ・ゲバラ(メキシコ)42勝5敗1分(22KO)
10 ウィリバルド・ガルシア(メキシコ)23勝5敗2分(13KO)