ボクシング界にとって充実した一週間を経て、最新の
The Ring各階級ランキングが更新された。今回は4階級で変動があった。
6月19日、ブライアン・ノーマン・ジュニアが東京・大田区で
ジン・ササキに対し、5回TKOという「年間ノックアウト候補」となる勝利を挙げ、WBOウェルター級王座を見事に防衛した。
先週末、ガラル・ヤファイとフランシスコ・ロドリゲス・ジュニアが激闘の12ラウンドを繰り広げたが、敵地イングランド・バーミンガムのBPパルス・ライブ・アリーナで勝利を手にしたのはメキシコのロドリゲスだった。
判定は圧倒的な内容のユナニマス・ディシジョンだった。
また、メキシコのレジェンド、
フアン・フランシスコ・エストラーダが118ポンド級(バンタム級)に初挑戦したことを受け、ジュニアバンタム級でも新たなランキングの変動があった。
以下に、今回変更が加えられた4階級の詳細を記載する。
※太字およびイタリック体はランキング内での動きを示す。
ウェルター級
前回6位だったジン・ササキがランク外に脱落。それに伴い、彼の下にいた選手たちはそれぞれ1つずつ順位を上げた。新たに10位にランクインしたのはカレン・チュカジアン。
チャンピオン、ジャロン・エニス(アメリカ)34勝0敗(30KO)
1位:ブライアン・ノーマン・ジュニア(アメリカ)28勝0敗(22KO)
2位:エイマンタス・スタニオニス(リトアニア)15勝1敗(9KO)
3位:マリオ・バリオス(アメリカ)29勝2敗1分(18KO)
4位:ジョバニ・サンティリャン(アメリカ)34勝1敗(18KO)
5位:シャフラム・ギヤソフ(ウズベキスタン)17勝0敗(10KO)
6位:ロハン・ポランコ(ドミニカ共和国)16勝0敗(10KO)
7位:アレクシス・ロチャ(アメリカ)25勝2敗1分(16KO)
8位:ラウル・クリエル(メキシコ)15勝0敗1分(13KO)
9位:エコウ・エスマン(イギリス)22勝1敗(8KO)
10位:カレン・チュカジアン(ウクライナ)25勝3敗(13KO)
ジュニアバンタム級
前回2位のフアン・フランシスコ・エストラーダが階級を上げたためランク外に。これに伴い、彼の下位にいた選手たちはそれぞれ1つずつ順位を繰り上げた。新たに10位にランクインしたのはレネ・カリスト・ビビアノ。
チャンピオン、ジェシー・ロドリゲス(アメリカ)21勝0敗(14KO)
1位:フェルナンド・マルティネス(アルゼンチン)18勝0敗(9KO)
2位:井岡一翔(日本)31勝4敗1分(16KO)
3位:プメレレ・カフ(南アフリカ)11勝0敗3分(8KO)
4位:カルロス・クアドラス(メキシコ)44勝5敗1分(28KO)
5位:アンドリュー・モロニー(オーストラリア)27勝4敗(17KO)
6位:デビッド・ヒメネス(コスタリカ)17勝1敗(11KO)
7位:ペドロ・ゲバラ(メキシコ)42勝5敗1分(22KO)
8位:ウィリバルド・ガルシア(メキシコ)23勝5敗2分(13KO)
9位:リカルド・マラジカ(南アフリカ)15勝2敗(11KO)
10位:レネ・カリスト・ビビアノ(メキシコ)23勝1敗1分(9KO)
フライ級
フランシスコ・ロドリゲス・ジュニアが9位から4位にジャンプアップ。これに伴い、前回4位のガラル・ヤファイは6位に後退。アンヘル・アヤラ、フェリックス・アルバラード、アンソニー・オラスクアガは、それぞれ1つずつ順位を下げ、7位、8位、9位となった。
チャンピオン:空位
1位:寺地拳四朗(日本)25勝1敗(16KO)
2位:阿久井政悟(日本)21勝3敗1分(11KO)
3位:矢吹正道(日本)18勝4敗(17KO)
4位:フランシスコ・ロドリゲス・ジュニア(メキシコ)40勝6敗1分(27KO)
5位:リカルド・サンドバル(アメリカ)26勝2敗(18KO)
6位:ガラル・ヤファイ(イギリス)9勝1敗(7KO)
7位:アンヘル・アヤラ(メキシコ)18勝1敗(8KO)
8位:フェリックス・アルバラード(ニカラグア)42勝4敗(35KO)
9位:アンソニー・オラスクアガ(アメリカ/WBO)9勝1敗(6KO)
10位:トビアス・レジェス(アルゼンチン)17勝1敗1分(16KO)
ジュニアフライ級
前回5位のタノンサック・シムスリが2位にジャンプアップ。シベナティ・ノントシンガは2位から3位に後退し、岩田翔吉は3位から4位に、カルロス・カニサレスは4位から5位に順位を下げた。一方、レジー・スガノブは7位から6位に浮上し、クリスチャン・アラネタは6位から7位に後退している。
チャンピオン:空位
1位:レネ・サンティアゴ(プエルトリコ)14勝4敗(9KO)
2位:タノンサック・シムスリ(タイ)39勝1敗(34KO)
3位:シベナティ・ノントシンガ(南アフリカ)13勝2敗(10KO)
4位:岩田翔吉(日本)14勝2敗(11KO)
5位:カルロス・カニサレス(ベネズエラ)27勝3敗1分(19KO)
6位:レジー・スガノブ(フィリピン)16勝1敗(6KO)
7位:クリスチャン・アラネタ(フィリピン)25勝3敗(20KO)
8位:エリック・ロサ(WBA・ドミニカ共和国)8勝0敗(2KO)
9位:パンヤ・プラダブスリ(タイ)44勝2敗(27KO)
10位:高見恭介(日本)9勝0敗(7KO)