『ザ・リング・マガジン』2025年7月号が本日（火曜日）、正式に発売された。今月号の表紙を飾るのは、パウンド・フォー・パウンドのスーパースター、井上尚弥である。

日本出身の４団体統一スーパーバンタム級王者である井上は、The Ring誌のPFPランキングで第2位に位置しており、9月に母国でムロジョン・アフマダリエフとの対戦が予定されている。

さらにその後、井上は12月27日にサウジアラビア・リヤドにて、ジャパン対メキシコのビッグカードのメインイベントとしてデビッド・ピカソと対戦する計画となっている。

今月号ではそのほかにも、2025年5月に87歳で逝去した伝説的ファイター、ニノ・ベンベヌチや、アメリカのヘビー級リチャード・トーレス・ジュニアに関する特集記事も掲載されている。

井上尚弥はすでに殿堂入りが確実視されているが、彼にとって最もスリリングな挑戦はこれから始まるのかもしれない。

アダム・アジムとダルトン・スミスによる将来的な対決は、完璧な嵐を引き起こす要素をすべて備えている。

ニノ・ベンベヌチの華やかなキャリアは、オリンピック金メダル、複数の世界タイトル、そして国家からの愛をもたらした。

リチャード・トーレス・ジュニアはヘビー級における“アメリカの希望”と見なされているが、彼の原動力はもっと個人的なものである。

試合前のにらみ合いは、心理的優位を得ようとするファイターたちにとって、長年愛されてきた戦術である。

ナイジェル・コリンズ ライト級王者ボブ・モンゴメリーの物語は、ボクシング黄金時代への旅でもある。

ランディ・ゴードン 1980年の年間最高試合、マシュー・サード・ムハマド vs ヤキ・ロペスの45周年を記念したアーカイブ特集記事。