情報筋によると、
ジャーメル・チャーロと
カレブ・プラントが2026年に行われるスーパー・ミドル級戦に向けて交渉を進めていることが
『ザ・リング・マガジン』に明らかになった。
チャーロとプラントは、5月にPBC(プレミア・ボクシング・チャンピオンズ)の興行で別々の試合に出場し、元王者同士の激突に向けて道を歩み始めた。しかし、ラスベガスのミケロブ・ウルトラ・アリーナで
プラントがホセ・アルマンド・レセンディスに判定で敗れる波乱が起き、計画は一時的に頓挫した。
チャーロ(34勝無敗、23KO)はその夜、トーマス・ラマンナを6回TKOで下して勝利を収めている。プラントの敗北にもかかわらず、もし両陣営が合意に達すれば、この因縁の対決は実現する見通しである。
チャーロとプラントは、ボクシング界でも屈指の知名度を誇る二人である。両者は2023年7月、テレンス・クロフォード対エロール・スペンス戦の週に口論を繰り広げ、プラントがチャーロに平手打ちを浴びせたことで一触即発の騒ぎとなった。
一方、レセンディスは現在、
エドガー・ベルランガとの試合交渉を進めており、
『ザ・リング・マガジン』が先週報じたところによれば、もし全てがまとまれば、この試合がチャーロ対プラント戦と同じ興行で組まれる可能性もあるという。
35歳のチャーロは、同じく元王者である双子の弟ジャーメル・チャーロの兄であり、元スーパーウェルター級およびミドル級王者である。
一方、プラント(23勝3敗、14KO)は元スーパー・ミドル級王者であり、『The Ring』誌168ポンド級ランキングでは第7位に位置している。
マイク・コッピンジャーの
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Instagram:@MikeCoppinger をフォロー。彼はマックス・ケラーマンと共に毎週月曜日に『Inside the Ring』を共同司会している。