ジャック・カテラルとハーレム・ユーバンクが、7月5日にマンチェスターのAOアリーナでオール・ブリティッシュのウェルター級対決を行うことが正式に発表された。
『ザ・リング・マガジン』は今週初め、両者が夏の一戦に向けて契約を最終調整中であると報じていたが、ついに正式決定となった。
カテラル(30勝2敗、13KO)は、今回がキャリア初となる147ポンド(ウェルター級)での試合となる。一方、
ユーバンク(21勝0敗、9KO)にとっては、これまでで最も手強い相手との対戦となる。
この発表は、ユーバンクの従兄弟であるクリス・ユーバンク・ジュニアが、先月トッテナム・ホットスパー・スタジアムで開催された
『The Ring』初のイベントで、
コナー・ベンを下した歴史的勝利の直後に行われた。
そしてついに、ハーレムというビッグネームとの対戦が決定。ハーレムは、3月にチャンネル5の放送で
タイロン・マッケンナを第10ラウンドTKOで下したばかりである。
カテラルは次のようにコメントしている。 「またしても、自分が本気で向き合える国内のビッグマッチだ。前回の敗戦は悔しかったが、再びマンチェスターでメインを張るチャンスを与えてくれたフランク・スミスとエディ・ハーンに感謝している。
ウェルター級初戦で、大きなパフォーマンスを見せて、自分の存在を証明したい。ユーバンクの名前は今ホットだが、俺がその炎をスタイリッシュに消してみせる」
ユーバンクも意気込みを語った。 「ずっと狙っていた試合で、ようやく実現して嬉しい。ジャックは世界クラスのファイターで、俺の見解では――多くの人と同じく――かつての4団体統一王者でもある。
これこそ、自分が求めていたエリート同士の対戦だ。間違いなく準備はできている。ボクシングではタイミングが全てと言うが、今回の夏の対戦は、俺のキャリアの中で最高のタイミングで訪れたと思っている」