11月8日、テキサス州フォートワースのディッキーズ・アリーナで
DAZN配信される大会で、セミファイナルを務めるのはフロイド“キッド・オースティン”スコフィールド。ゴールデンボーイ・プロモーションズが金曜日に発表したところによると、彼はジョセフ・ディアスとライト級10回戦を行う。
さらに、
ダリウス・フルガムがデビッド・スティーブンスとスーパーミドル級10回戦で激突。ヘビー級プロスペクトで2024年米国五輪代表のジョシュア・エドワーズは、ゼノ・ボーリスとのヘビー級6回戦で大会の幕を開ける。
スコフィールド(19勝0敗13KO)は、ライト級で『ザ・リング』誌6位にランクイン。
6月にテビン・ファーマーを初回KOで沈めた衝撃的勝利を足掛かりに、IBF王者レイモンド・ムラタラへの挑戦を狙ったが、
交渉が難航して試合は流れることになった。代わりにスコフィールドが迎えるのはタフなジョセフ・ディアス(34勝8敗1分15KO)。
ディアスは8月に行われたレジス・プログレイスとの激闘で判定負けを喫した直後だ。ディアスは5年以上前にファーマーを下して130ポンド王座を獲得して以降、戦績を3勝7敗1分と大きく落ち込ませている。
フルガム(14勝1敗12KO)は
、5月にベクテミル・メリクジエフとの激しい打ち合いの末、僅差の判定負けを喫して以来の再起戦に挑む。対するスティーブンス(15勝2敗10KO)は、直近4試合で勝敗を交互に繰り返しているが、6月には無敗だったペトル・ハムコフを下しキャリア最高の勝利を収めている。スティーブンスもまた2024年にメリクジエフにスプリット判定で敗れており、2023年にはジョーショーン・ジェームズに初回KO負けを喫している。
エドワーズ(4勝0敗4KO)はロニー・シールズの指導を受けており、今年4月のプロデビュー以来、今回が5戦目となる。
「ゴールデンボーイは、オープニングベルから最終ラウンドまでファンを立ち上がらせ続けるカード編成の極意を心得ている」――プロモーターのオスカー・デ・ラ・ホーヤは声明でそう語った。「今回は、ボクシング界のトップファイターたちが集うテキサス全面対決になるだろう」
Manouk Akopyanは『ザ・リング』のリードライター。XとInstagramで@ManoukAkopyanをフォローできる。