舌戦に関して言えば、エドガー・ベルランガは自分がトップクラスだと自負している。

しかし、彼が望んでいるのは言葉の巧みさだけで評価されることではない。

28歳のベルランガは、自らの名前を「偉大さ」と同義にしたいと考えている。そのためには、スーパーミドル級の世界タイトルを手にすることが不可欠だと理解している。時間的にはまだ余裕があるが、行動を起こすのは今だ。

「自分はこの世界の若きスーパースターだ」とベルランガは「ザ・リング・マガジン」に語った。「その立場はこれからも変わらないが、世界タイトルを獲らなければならない。今、その重圧を肩に感じている。」

現在、この階級のベルトをすべて保持しているのはテレンス・クロフォードだ。彼は9月13日にカネロ・アルバレスに判定勝ちし、史上稀に見る5階級制覇、そして3階級での完全統一王者となった。

ベルランガがこの階級のトップコンテンダーの一人として名を連ねたいなら、最も大舞台でこそより優れたパフォーマンスを見せなければならない。

キャリア最大の二つの舞台で、プエルトリコ出身のベルランガは結果を残せなかった。2024年9月のカネロ戦での判定負けは成長の糧となる経験だったが、ハムザ・シェラーズに一方的に打ち込まれた敗北は、受け入れるのがはるかに辛いものだった。

7月12日、ベルランガ（23勝2敗、18KO）にとってすべてが裏目に出た。ニューヨーク・クイーンズのルイ・アームストロング・スタジアムで地元ファンの前に立ったものの、一方的に打ち込まれ、5ラウンドで激しいストップ負けを喫した。試合後、彼は自宅の豪邸に戻り、次の一手を考える時間を過ごした。

結局のところ、ベルランガは一からやり直すつもりはない。しかし、「ザ・リング・マガジン」との別のインタビューでは再起戦の計画について語っている。

世界タイトル戦線への復帰は夢物語だと考える者もいる。だがベルランガの見方は違う。集中力を取り戻し、再び勝利の流れに乗れば、すぐにでもタイトル挑戦の扉は開くという。

「シェラーズ戦の敗北で後退したとは思っていない」とベルランガは続けた。「まずは1、2試合勝って勢いを取り戻せば、その後でビッグファイトに臨み、タイトル戦線に戻れる。そう遠い話じゃない。」