このヘビー級戦はプロの8ラウンド戦で、リミットは245ポンド。試合は12月19日にマイアミのケセヤ・センターで開催され、Netflixで配信される。
ポール(12勝1敗、7KO)は週末に
デービスとのエキシビションを行う予定だったが、今月初めにデービスへ新たな家庭内暴力疑惑が浮上したことで、この対戦は中止となった。
ジョシュア(28勝4敗、25KO)は、元2団体統一ヘビー級王者であり、
アンドレ・ウォード、フランシス・ガヌー、ネイト・ディアス、ライアン・ガルシア、テレンス・クロフォードを含む候補者グループの中から、ポールと対戦する相手として選ばれた人物として浮上した。
UFCおよびズッファ・ボクシングCEOのダナ・ホワイトはポールと険悪な関係にあり、時代を代表するヘビー級の一人が、この新人のボクシングキャリアに終止符を打つのに最適な人物になり得ると示唆した。
ホワイトは記者団に「ああ、ジーザス。あれは〈罵り言葉〉レベルで悪いアイデアだ。悪いアイデアだ」と語った。
「だが言っておくが、あれは多くの人が観るだろう。もちろん、俺も観る。あの試合でみんなが何を期待しているか分かっている。ついに全員が待ち望んでいたものを手にすることになると思う」。
ジョシュアは異種格闘技戦に慣れており、この36歳の英国人は昨年、元UFCヘビー級王者のガヌーを2ラウンドで激しくノックアウトしている。
彼は今度こそ、前戦でダニエル・デュボアに支配され、5ラウンドでストップされたあの敗北を正すことを目指す。
ジョシュアは、
ポールとの高額な調整試合となるはずの一戦でキャリアを立て直し、
2月のサウジアラビア戦へ進み、そして9月にはタイソン・フューリーとの対戦の可能性へとつなげることを狙っている。
Manouk Akopyanは「ザ・リング・マガジン」のリードライター。XとInstagramでは @ManoukAkopyan がフォローできる。