ブライアン・ノーマン・ジュニアは、自身のWBO世界ウェルター級王座防衛戦を目前に控え、木曜日に日本で
佐々木尽と対戦するにあたり、強烈な自信を漲らせている。
「俺こそが真の世界チャンピオンの定義だ。これがチャンピオンであるということだ。世界中どこであろうと、自分の才能を披露できることを誇りに思っている」とノーマンは語る。
「佐々木の癖も技術も、彼がやりたいこともすべて知っている。俺を驚かせられるとすれば、人間離れした奇跡でも起きない限り無理だろう。この試合の重要性を理解しているからこそ、彼はこれまでで一番激しく戦ってくると予想しているが、最終的な結果は変わらない。俺はこのベルトを持ってここへ来たし、このベルトを持って帰る」
現在24歳のノーマン(27勝0敗、21KO)は、2024年5月にジョバニ・サンティリャンを圧巻のKOで下して以来、絶好調を維持している。この勝利により、昨年テレンス・クロフォードが王座を返上したのを受け、ノーマンはWBO暫定王者から正規王者へ昇格した。
3月にはデリック・クエバスとの初防衛戦に臨み、わずか3ラウンドでTKO勝利を収めた。
「チャンピオンになってから最も成長したのは精神面であり、今後もそこを高め続けていくつもりだ」とノーマンは言う。「その差が『良い選手』と『偉大な選手』を分ける。俺は本当に、自分が止められない存在だと信じているし、歴史に名を刻む男になる」
より大きな試合が目前に迫る中、そしてジャロン・エニスが間もなく返上する王座が
空位となることが予想される中で、プロモーターのボブ・アラム(トップランク代表)は、ジョージア出身のノーマンに対して、約1万1千キロ離れた日本遠征を成功させるために佐々木(19勝1敗1分、17KO)との試合に完全に集中するよう求めている。
オッズでは-650の本命とされるノーマンは、新たな環境にも問題なく適応できたと語る。試合は米国東部時間で午前7時15分に開始予定で、ESPN+で配信される。
「調整が必要だと感じたことはない。場所がどこであろうと、トレーニングはトレーニングだ。俺はこれを人生を通してやってきた」とノーマンは語る。「他の国にいるからって、歩き方を変える必要なんてない。今回のキャンプは素晴らしかった。3か月前に試合をしたばかりだから、今回のキャンプにも鋭さとコンディションを保ったまま入れた。このペースで活動を続けて、本当の意味で人々のためのチャンピオンでありたい」
「誰とどこで戦おうが関係ない。ファンの存在が、自分を10倍強くしてくれる。彼らこそが、俺がここまで厳しくトレーニングする理由だ。たとえ試合がすぐに終わったとしても、絶対に後悔はさせない」
Manouk Akopyanは『ザ・リング・マガジン』の主任ライターである。
X (旧Twitter)および
Instagramでは@ManoukAkopyanで連絡可能。