統一ジュニアミドル級王者セバスチャン・フンドラは、土曜日にラスベガスのマンダレイ・ベイで行われた試合で、チャレンジャーのコーデール・ブッカーを相手にわずか4ラウンドで圧倒し、TKO勝利を収めた。
試合直後、フンドラは今後の対戦相手についての希望を明かした。
「次に誰が来ても準備はできている」とフンドラは語った。「IBF王者のバフラム・ムルタザリエフとやりたいし、WBOの指名挑戦者であるザンダー・ザヤスともやりたい。それにエロール・スペンス・ジュニアともやりたいね。今俺たちは(WBCとWBOの)ベルトを持っている。防衛戦は当然だけど、もし誰かが統一戦を望んでいるなら、それをやろう。」
金曜日、WBO会長のグスタボ・オリビエリは、同団体のランキング1位であるザンダー・ザヤス(21勝0敗〔13KO〕)をセバスチャン・フンドラの指名挑戦者として推薦する意向を
発表した。
フンドラ(22勝1敗1分〔14KO〕)は、エロール・スペンス(28勝1敗〔22KO〕)との対戦も長
らく噂されてきたが、このマッチアップはこの1年の間に実現することはなかった。そのため、フンドラは今回の“つなぎ”の試合としてブッカー戦を受けた経緯がある。スペンスは、2023年7月にテレンス・クロフォードに一方的に敗れて以来、試合から遠
154ポンドのWBA王者であるテレンス・クロフォード(41勝0敗〔31KO〕)は、9月にスーパーミドル級の王者カネロ・アルバレスとの対戦に向かっており、
ジュニアミドル級では最後に残る統一王者との対戦にしか興味を示していない。そのため、フンドラにとって残された王座統一戦の相手は、バフラム・ムルタザリエフだけとなっている。
「おめでとうフンドラ、素晴らしいパフォーマンスだった。俺は準備できている!」とムルタザリエフは、「ザ・タワリング・インフェルノ」ことフンドラの最新勝利後にSNSで語った。
ムルタザリエフ(23勝0敗〔17KO〕)は、昨年10月にティム・チューをわずか3ラウンドで圧倒した衝撃的な勝利以来、魅力的な対戦相手を見つけるのに苦戦している。
今月初め、バージル・オルティス・ジュニアの陣営はムルタザリエフとの
対戦を断った。
「ムルタザリエフ戦は気に入らない」とデ・ラ・ホーヤは『リング』誌に語った。「バージルは今、[イスライル]マドリモフと[セルヒー]ボハチュクという厳しい相手と連戦してきた。誰が見てもあれはタフな2試合だった。彼には“おかえり”の意味も込めた、トップ10クラスの相手との再出発のような試合が必要なんだ。いきなり火の中に飛び込んだら、バージルを燃え尽きさせることになるだろ? そんなことはさせない。俺には俺の計画があるんだ。」
Manouk Akopyanは『ザ・リング・マガジン』誌のリードライター。X(旧Twitter)およびInstagramでは @ManoukAkopyan で連絡可能。