初防衛から6カ月、
アンヘロ・レオの2度目となるIBFフェザー級世界王座防衛戦が正式に決まった。
2階級制覇王者のレオ(26勝1敗、12KO)、31歳は、IBF同級8位の挑戦者
レラト・ドラミニと対戦する2月21日の一戦で、地元ニューメキシコ州アルバカーキに凱旋する。
彼らの世界タイトル戦は、ボクシングシーンが火曜に報じたところによれば、プロボックスTV興行のメインを飾ることになる。翌月には、無敗のスーパーミドル級コンテンダーの
レスター・マルティネスをトップに据えた同様に大規模な興行を計画しているが、
クリスチャン・エンビリとの再戦はすぐには実現しない見通しだ。
レオは5月24日、大阪で元バンタム級王者の
亀田(42勝5敗、23KO)に1
2回の判定勝ち(2-0)を収め、地元で白星を挙げた。統一戦の機会がない中、今回は自らの地元で、任意防衛戦に臨むことになる。
南アフリカのドラミニ(21勝3敗、12KO)は、亀田との2戦シリーズで12回の判定(2-1)を一度は制し、その後は敗れた。34歳の彼は、その流れを世界タイトル挑戦にまでつなげたが、結果は実を結ばなかった。だが今、プロ10年のキャリアを持つ彼には、群雄割拠の同級で番狂わせを起こすチャンスが巡ってきている。
今月後半には、
中野幹人(14勝無敗、13KO)がラ’イース・アリーム(22勝1敗、12KO)と対戦し、レオの次期
指名挑戦者を決める挑戦者決定戦が、那須川天心—井上拓真のアンダーカードで行われる。
WBO王者
ラファエル・エスピノサ(27勝無敗、23KO)は金曜にアーノルド・ケガイを迎えて4度目の防衛戦に臨み、WBC王者
スティーブン・フルトン(23勝1敗、8KO)は
12月6日にオーシャキー・フォスターと対戦し、3階級制覇を狙う。
WBA王者
ニック・ボール(23勝0敗1分、13KO)は2月の復帰が見込まれており、
トレーナーのポール・スティーブンソンはレオを統一戦の有力候補として名前を挙げている。