チャン・チーレイは、次戦で望ましい対戦相手を得るために、あらゆる手を尽くしている。
数日前に同じくベテランの
ヘビー級コンテンダーである
デレク・チゾラを呼び出した後、42歳のチャンは今度は年齢層の反対側――20歳の
モーゼス・イタウマとの対戦を視野に入れている。
「モーゼス・イタウマは素晴らしいファイターだ。彼の試合をいくつか見たが、ディリアン・ホワイトを1ラウンドでノックアウトした。あれは見事だった。ただ現時点では、彼と戦う件についてイタウマ側から何の連絡も受け取っていない」とチャンはBox Nationに語った。
イタウマという急成長中のヘビー級新星と戦う準備と意思があるかどうか尋ねられたチャンは、こう答えた。
「俺と戦いたい奴なら誰でもいい。契約書を見せてくれ。すぐに署名する。」
チャン(27勝3敗1分、22KO)は、ここ3年間でビッグファイトをいくつも経験してきた。彼の戦績には、デオンテイ・ワイルダーやジョー・ジョイス(2度)へのKO勝利、そしてジョセフ・パーカーやフィリップ・フルゴビッチへの僅差の判定負けが含まれている。中国出身のサウスポー、“ビッグバン”チャンは、直近では2月に
アギット・カバイエルとの試合で
6ラウンドKO負けを喫している。
一方、イタウマ(13勝0敗、11KO)は『ザ・リング』の2024年度年間最優秀プロスペクトに選出されており、12月13日にイングランド・マンチェスターのコープ・ライブ・アリーナで行われるクイーンズベリー・プロモーションズ興行のメインを務める予定だ。8月に
ディリアン・ホワイトを豪快にノックアウトして以来、依然として対戦相手を探している。
Manouk Akopyan は『ザ・リング』の主任ライターである。X(旧Twitter)およびInstagramで @ManoukAkopyan をフォロー。