ジャロン“ブーツ”エニスと
ヴァージル・オルティスは、次戦で互いに対戦するようチームに指示を出している。
しかし今のところ、交渉は極秘裏に進められており、話し合いが前進しているかどうかは不透明だ。もちろん、物事が順調に運び両陣営が合意に達するのであれば、
ザンダー・ザイヤスを含む無数の関係者がその動向を注視することになる。
概して、このマッチアップに関する意見は真っ二つに割れている。だがザイヤスによれば、誰が勝つかについて強い確信があるという。
「その試合はブーツが勝つと思っている」とザイヤスはFightHypeに語った。「彼はアスレチックで、爆発力があり、パワーもあって、スピードがあり、キレもある。」
ザイヤス(22勝0敗、13KO)がエニスを形容するために挙げたその特長は、10月11日にウイスマ・リマがフィラデルフィアのスターに挑んだ際、すべてリング上で示された。だが
エニスはリマを難なく切り裂き、フィラデルフィアのXfinityアリーナで初回ストップを決めた。
しかし、エニス(35勝0敗、31KO、1無効試合)が見事なパフォーマンスを見せた一方で、オルティス(24勝0敗、22KO)も11月に
高ランキングのコンテンダーであるエリクソン・ルビンを2回KOで沈め、同様に素晴らしい内容を披露した。
オルティスが相手をあっさり片づけたとはいえ、ザイヤスは、将来的にエニスと対戦した場合、彼が大きな成功を収める姿を思い描くのは難しいと感じている。
「動く相手や、パンチを打ち返してくる相手を前にしたとき、ヴァージルが苦しむ場面を俺たちは見てきた」とオルティスは続けた。「あの試合はブーツが取ると思っている。」