WBCライト級王者のシャクール・スティーブンソンは、当然ながら身内びいきだが、長年の親友でチームメイトであるクロフォードがメキシコのスターを圧倒すると予想している。
「バッド(クロフォードの愛称)はカネロを料理すると思う。カネロはすごいファイターだけど、バッドには彼を倒すためのすべての武器がある」とスティーブンソンは記者団に語った。「みんな体重差を気にするけど、それが重要になるのは一部の試合だけだ。もし相手がデビッド・ベナビデスなら話は別だ。彼はバッドよりもずっと大きいからね。でもカネロの場合、身体は多少大きいけど、身長的には小柄なんだ。」
「(ストップする)可能性はあると思う。絶対とは言わないけど、もしカネロがバッドのパンチ力を軽視して無茶をすれば、止められる可能性はある。」
カネロ対クロフォードの一戦は、9月13日にラスベガス、ロサンゼルス、ニューヨークのいずれかで開催される予定で、配信プラットフォームは未定だが、5つの会場が候補に挙がっている。
一方で、スティーブンソン(23勝0敗11KO)がウィリアム・セペダ(33勝0敗27KO)と対戦するWBCタイトル防衛戦は正式に決定しており、7月12日にニューヨーク・クイーンズのルイ・アームストロング・スタジアムで開催される「Ring III」興行の一環として行われる。
「今が自分の人生最大の瞬間だ」とスティーブンソンは語った。「最高のパフォーマンスを見せて、自分がこのスポーツで一番のファイターであることを証明するつもりだ。」
「どう戦うか、どう見せるか、それが最終的に重要になる。7月12日には、自分の人生で最高のパフォーマンスを披露する。自分自身にも、そして世界中に自分の真の姿を証明したいんだ。」
Manouk Akopyanは『ザ・リング・マガジン』の主任ライターである。X(旧Twitter)およびInstagramでは@
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