クイーンズベリー・プロモーションズは、来夏に
ライアン・ガーナーの夢の世界タイトル戦を開催するため、サウサンプトンFCのセント・メリーズ・スタジアムを押さえた。
無敗のスーパーフェザー級コンテンダー(18勝0敗, 9KO)のガーナーは、
7月26日にボーンマスで行われた興行のメインで
リース・ベロッティとの国内戦に臨み、12回でストップ勝ちを収めた。
この勝利でガーナーは、保持していたヨーロッパ王座と重要なWBCインターナショナル王座に加え、ベロッティの英国王座とコモンウェルス王座も
コレクションに加えた。
ガーナーはそのベルトを2023年に初獲得し、以降4度の防衛に成功。これによりWBCランキングで自身最高となる5位に上り詰めた。4団体の中でこれが最も高い評価である。一方、130ポンドではRingのトップ10にはまだ入っていない。
現在のWBCスーパーフェザー級王者は
オシャキー・フォスターで、来月、この階級初戦となるスティーブン・フルトンを相手に防衛戦を行う。すでに2階級制覇を達成しているフルトンは、10月25日にMGMグランド・ガーデン・アリーナでさらなる
歴史を築こうとしている。
ランキング状況を踏まえると、ガーナーにとって最も現実的な道はWBCとなりそうだ。2026年夏までにもう一戦を予定しており、その勝利次第ではホームアドバンテージを得た世界タイトル挑戦につながる可能性があると、プロモーターのフランク・ウォーレンは語っている。
ガーナーはIBFで11位、WBOで12位にランクされており、サウサンプトン生まれ育ちだ。ウォーレンは、オフシーズンにサウサンプトンFCの本拠地で興行開催のため日程を押さえていることを明かした。
サウサンプトン(セインツ)は昨季プレミアリーグから降格しており、チャンピオンシップのシーズンは5月2日土曜日、プレストンでのアウェー戦で終了する。
今季最後のホームゲームは4月25日に予定されているが、もしプレーオフに進出すれば5月初旬にもう一戦ホームで戦うことになる。
そしてウォーレンは、クイーンズベリーがガーナーの地元クラブと試合開催について協議しただけでなく、「ピラニア」のために日程を確保することで合意したと明かした。
ウォーレンは
「ザ・リング・マガジン」にこう語った。「もう会場を押さえた。だから彼は勝ち続けなければならない。そうすれば世界タイトル戦を手にできる。夢をつかむんだ」
「その前にもう一戦するのは間違いない。来夏のシーズン後に予定しており、日程は5月か6月だ。」
「そして勝ち続ければ、その日は世界タイトル戦になるだろう」