情報筋によれば、
ヴァージル・オルティス・ジュニアと
エリクソン・ルビンが、10月18日に米国で行われるスーパーウェルター級戦(DAZN配信)に向けて契約を最終段階まで詰めているという。
オルティス・ジュニア(23勝無敗、21KO)は、2月にサウジアラビア・リヤドで行われた元王者イスラエル・マドリモフ戦でキャリア最高のパフォーマンスを披露し、
判定勝ち(3-0)を収めたばかり。
当初は
キース・サーマンとの対戦交渉を行っていたが、サーマンはその1週間後にラスベガスで
セバスチャン・フンドラに挑戦することが決定したと、
『The Ring』は木曜日に報じている。
27歳のオルティス・ジュニアは、154ポンドで
The Ringランキング2位につけている。来年初めには、実現すればボクシング界屈指の好カードとなるジャロン・“ブーツ”・エニスとの対戦計画も進行中だ。エニスは
10月11日にウィスマ・リマと対戦し、スーパーウェルター級デビューを飾る予定。ルビン(27勝2敗、19KO)は、2022年4月にフンドラとの壮絶な打ち合いで9回TKO負けを喫して以降、3連勝中。直近では5月、IBFタイトル挑戦者決定戦で
アンドレアル・ホームズを11回TKOで下し、指名挑戦権を獲得した。
IBFは王者
バフラム・ムルタリゼフに対し、ルビンとの防衛戦を指令したが、29歳のルビンはタイトルは懸からないものの、より注目度の高い一戦に臨むことを選択した。
ルビンが過去に挑んだ唯一の世界タイトル戦は、2017年10月にジャーメル・チャーロに初回TKOで敗れた試合である。ルビンは現在、スーパーウェルター級でThe Ringランキング7位に位置している。
Mike Coppinger はザ・リングのシニア・インサイダーであり、以前はESPNのボクシング・インサイダーを務めていた。X(旧Twitter)およびInstagram:@MikeCoppinger。