レイモンド・フォードはボクシング界で広く尊敬を集める存在だ。
WBCで3位、WBAとIBFで4位、WBOの130ポンド級ランキングで5位に位置しているが、WBCライト級世界王者
シャクール・スティーブンソンは、この元フェザー級王者が十分な評価を受けていないと考えている。
「『レイ・サベージ』は世界最高のファイターの一人だ」と、スティーブンソンは自身のSNSに投稿した。
『サベージ』の異名を持つ男は、土曜日、その評価が正しいことを証明する機会を迎える。
DAZNのPPVで配信されるモーゼス・イタウマ対ディリアン・ホワイト戦のアンダーカードの一つとして、フォードは元タイトル挑戦者の
アブラハム・ノバと対戦する。当初26歳のフォードは、Ring同級3位の
アンソニー・カカーチェと対戦する予定だったが、カカーチェが
背中の負傷で撤退した。 ノバ(24勝3敗1分、17KO)は決して楽な相手ではないが、近年は厳しい時期が続いている。WBC王者
オシャキー・フォスターとアンドレス・コルテスに連敗を喫し、昨年11月にはウンベルト・ガリンドと10回戦でスプリットドローに終わった。
6月にヘルマン・イバン・メラズを3回でストップに追い込んだものの、フォードは31歳のノバが持ち込むものについて何も恐れていない。
2024年6月、サウジアラビアで
ニック・ボールにWBAフェザー級王座を奪われて以来、フォードは1階級上でも鋭さを見せている。
トーマス・マティスは、4月12日に行われたジャロン・エニス対エイマンタス・スタニオニス戦のアンダーカードで、フォードとの
10回戦において1ラウンドも奪えず、アウトボクシングされた。
今回の試合はビッグマッチではないものの、スティーブンソンは強い関心を寄せている。フォード(17勝1敗1分、8KO)がリングで実力を示せば、カムデン(ニュージャージー州)出身のサウスポーはさらに多くのファンを獲得すると信じている。