キャロライン・デュボアの試合が組まれるたびに、
シャクール・スティーブンソンはテレビの前に駆けつける。
その流れは先週末も変わらなかった。WBCライト級王者であるスティーブンソンは、ジェイク・ポール対アンソニー・ジョシュアのアンダーカードで行われた一戦を視聴し、デュボア(12勝0敗1分、5KO)が
カミラ・パナッタを相手にWBCライト級王座の防衛に成功する姿を見届けた。
そのパワー、正確性、タイミング、そしてスピードはスティーブンソンを唸らせるに十分だった。彼は、デュボアがすでに「誰も倒せない領域」に到達したと考えている。
「自分の2番目に好きな女子ファイターを見つけた」と、1月31日に
DAZNで
テオフィモ・ロペスとの対戦を控えるスティーブンソンは、自身のX(旧ツイッター)に投稿した。「彼女に勝てる選手はいないと思う。準備は万端だ。さあ、試合を組め」
大差の判定勝利を収めたデュボアは、
将来的に同じ会場でレイラ・ボードワンを相手に王座防衛を果たした統一スーパーフェザー級王者、
アリシア・バウムガードナーとの対戦を実現させたい意向を示している。
スティーブンソンも、その一戦をぜひ見たいと考えている。
もっとも、デュボアへの新たな称賛が、スティーブンソンの中で世界女子ボクシング界ナンバーワンという評価を
クラレッサ・シールズから奪うことはない。
「もちろんクラレッサがナンバーワンだ。ただし、キャロライン・デュボアも本当に素晴らしいファイターだ」とスティーブンソンは書き込んだ。「彼女を倒すのは非常に難しいだろう!!」