マイアミ発――アンソニー・ジョシュアとジェイク・ポールによる予想外の一戦が、ついに実現する。
ジョシュアは金曜日、マイアミのカセヤ・センターで、ネットフリックス配信の8回戦ヘビー級戦としてポールと対戦する。36歳のジョシュア(28勝4敗25KO)は、昨年9月に元IBFヘビー級王者ダニエル・デュボアに5回KO負けを喫して以来の試合となる。28歳のポール(12勝1敗7KO)は6連勝中で、直近ではフリオ・セサール・チャベス・ジュニアに一方的な判定勝ちを収める。
ジョシュアとポールがリングに上がる前、アンダーカードでは8試合が行われる。ネットフリックスで配信されるカードは米国東部時間午後8時開始で、2024年米国五輪代表のジャーマル・ハーヴェイがプロ2戦目としてケビン・セルバンテスと対戦する試合から始まる。続いて、元UFC王者のアンデウソン・シウバとタイロン・ウッドリーが、クルーザー級6回戦で対戦する。
コーメインイベントでは、統一130ポンド級王者アリシア・バウムガードナーが、IBF、WBA、WBOの各王座を懸けてレイラ・ボードワンと対戦する。この試合は、女子タイトル戦で一般的な10回2分制ではなく、12回3分制で行われる。
Most Valuable PromotionsのYouTubeチャンネルで配信されるプレリミナリーでは、女子タイトル戦3試合が組まれ、メインとなるのは女子バンタム級統一王者チェルネカ・ジョンソンがアマンダ・ガルを相手にベルト防衛戦を行う一戦となる。
そのほかのプレリミナリーのタイトル戦は、WBCライト級王者キャロライン・デュボア対カミラ・パナッタ、WBCストロー級王者ヨカスタ・バジェ対ヤディラ・ブスティージョスとなる。
カセヤ・センターで行われるジョシュア対ポール戦に向けたアンダーカードの結果は、以下の通り。
【試合結果】
ヨカスタ・バジェ(34勝3敗10KO)がヤディラ・ブスティージョス(11勝2敗2KO)に多数決判定勝ち(95-95、98-92、96-94)
バジェは終始、激しい打ち合いとなったハイペースの試合で優位に立ち、WBCストロー級王座の防衛に成功する。
アヴィアス・グリフィン(18勝1敗17KO)がジャスティン・カルドナ(10勝2敗5KO)に1回KO勝ち
グリフィンは初回終盤、強烈な左フックでカルドナを倒し、レフェリーのカウントを許さず、白星に復帰する。
ケノ・マーリー(1勝0敗)がディアラ・デイビス・ジュニア(2勝2敗1KO)に判定勝ち(40-35、40-35、40-35)
プロデビュー戦となったマーリーは初回にダウンを奪い、3者全員の採点で全ラウンドを制する完勝を収める。