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ポーリー・マリナッジ、バリオス引き分けに怒り爆発──「最悪だ、チャンピオンの器じゃない」
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Hans Themistode
Hans Themistode
RingMagazine.com
ポーリー・マリナッジ、バリオス引き分けに怒り爆発──「最悪だ、チャンピオンの器じゃない」
マリオ・バリオスには一定のファン層が存在する。ボクシング界で長く活動し、これまで名のある相手と何度も拳を交えてきたのだから当然だろう。
だが、その中に明確な“アンチ”もいる。

「マリオ・バリオスはひどい」
ポーリー・マリナッジは、自身のYouTubeチャンネル「Paulie TV」に投稿した動画でそう断じた。
「とにかくひどい。最悪のチャンピオン。俺がこれまで見てきた中でも、おそらく一番ひどい王者だ」


WBC世界ウェルター級王者であるバリオスに対して、マリナッジが以前から否定的だったのは周知の事実だが、土曜夜の試合内容とその結果が、その評価を決定的なものにした。

46歳のマニー・パッキャオ(62勝8敗3分39KO)は、約4年の引退期間を経て突然リング復帰を果たし、バリオスの保持する王座に挑戦した。
この試合は、ラスベガスのMGMグランドで行われ、パッキャオにとって同会場での試合は通算16度目。これは単独最多記録である。

フィリピンの英雄は、Amazon Primeでのペイパービュー初登場となるこの舞台で、147ポンド級世界王座の史上最年長奪取を狙った。
だが、3人のジャッジは明確な勝者を見出せず、12ラウンドの末にマジョリティ・ドロー(1者パッキャオ、2者ドロー)と裁定された。

判定が読み上げられた瞬間、マリナッジは唖然とした。
試合前は、46歳のパッキャオに何を期待できるのか読めなかったというが、実際には若い王者を圧倒する場面も見られた。
そしてマリナッジは、殿堂入りを果たしたレジェンドが勝利すべきだったと断言する。

「マニーが勝ったと思う。俺はそう見た」
マリナッジは続けた。
「パッキャオは勝利を奪われた」


そして、元8階級制覇王者がまたもリングを離れるだろうと予想するのは早い。
望んだ結果には届かなかったが、パッキャオは現役続行を明言しており、バリオスとの再戦は当然その選択肢の一つとして考えている。

パッキャオの次戦は、一定の休養期間を挟み、2025年終盤か2026年初頭になる見通しだ。マリナッジはその「第2章」に期待を寄せている。
一方のバリオスは、これで2戦連続でタイトル防衛戦が引き分けに終わっている。
元IBF世界スーパーライト級王者のマリナッジは、彼に対する評価をこう締めくくった。

「とにかくひどい。こんなファイター見たことない」

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