オシャキー・フォスターは、次戦で再び大きなチャンスに飛びつく準備ができている。
スーパーフェザー級WBA王者の
ジャザ・ディケンズは、対戦相手が
眼窩骨折を負ったため、堤駿斗を相手に王座防衛戦を行う機会を逃した。12月27日にサウジアラビア・リヤドで開催される「Ring V」興行から正式に外れたことで、34歳の彼は次の一手を考える必要に迫られている。
もっとも、フォスターにとっては幸いなことに、その構想はすでにある。
「実現させよう」とフォスターはXに投稿した。「ヨーロッパへ行く。」
Ringスーパーフェザー級ランキング1位で現WBC王者のフォスターは、12月6日に米テキサス州サンアントニオのフロスト・バンク・センターで行われた
スティーブン・フルトン戦で、一方的な内容の勝利を収めたばかりだ。
当初、この一戦は実力が拮抗していると見られていた。しかしフォスター(24勝3敗, 12KO)はアウトサイドから相手を容易にアウトボックスした。この勝利により、フォスターにはWBC暫定ライト級王座が与えられたが、このベルトはフルトンが計量で2ポンド超過したことを受け、恣意的に懸けられたものだった。それでも階級を上げる選択肢がありながら、フォスターは新たに手にしたベルトを返上し、130ポンド級の王座を保持する道を選んだ。
ディケンズは称賛に値する姿勢を示しており、王座を守るだけの楽な防衛戦を重ねることには関心がない。堤が欠場する前の時点では、オッズ上、ディケンズは大きなアンダードッグと見なされていた。
フォスターを相手にしても、その構図は再び同じになると見られている。それでも、ディケンズ(36勝5敗, 15KO)が電話を手に取り、この試合の実現を試みることを止める理由にはならない。
「話そう」とディケンズは、フォスターの投稿に対してXで返答した。