Ring・WBA・WBO世界ミニマム級王者
オスカー・コジャッソが再びリングに戻る。
28歳のプエルトリコ人は、土曜日にカリフォルニア州インディオのファンタジー・スプリングス・カジノで行われる
ゴールデンボーイ主催興行のメインイベントで、1敗のみのジェイソン・ベイソンを迎えて王座防衛戦に臨む。
このタイトル戦は
DAZNで世界同時配信され、米東部時間午後8時/英国時間午前1時に開始予定。
「強豪と戦ってきて前に出るタイプの相手と再びリングに上がれるのは本当に気持ちいい。間違いなくエンターテインメント性のある試合になる」 と、コジャッソ(12勝0敗, 9KO)は
「ザ・リング・マガジン」に語った。
コジャッソが最後に試合をしたのは、3月29日にメキシコ・カンクンで行われた一戦で、エドウィン・カノ(13勝3敗1分, 4KO)を5ラウンドで下して以来となる。
「前に出て戦いに来るアクティブな相手との試合で、自分自身も試合勘を保ついい内容だった」と前戦を振り返ったコジャッソ。「序盤からボディを支配していったことでストップに持ち込めた」
最新の勝利後、翌月にはプエルトリコのビリャルバで、WBO王座5度防衛を達成した功績により
特別表彰を受けた。
「地元で迎えられた特別な瞬間だった」と彼は語った。「パコ・バルカルセル、グスタボ・オリビエリ会長に感謝しているし、ファンや家族が皆そこにいて喜んでくれた」
そして再び本業に戻るコジャッソだが、本来ならWBC王者メルビン・ジェルサレム、あるいは
IBF王者ペドロ・タドゥランといった、対戦を望む両者とのさらなる統一戦を望んでいたものの、28歳の彼は当面その機会を待たなければならない。
ゴールデンボーイ・プロモーションズと共にコジャッソをプロモートするミゲール・コット・プロモーションズのブライアン・ペレスは、両試合とも来年実現すると見ている。
「彼らにはそれぞれ防衛戦が予定されていた」とペレスは語った。「近いうちにその試合を実現できることを望んでいる。計量も全く問題ないので、それが今後の計画になる」
コジャッソは近い将来にライバル王者たちと戦いたいという意思を改めて強調した。
「彼らと戦うつもりだったし、本当に望んでいる。俺のタイトルを持っているのは彼らだからだ」とコジャッソは語った。「今回は実現が難しかったからこの道を選ばざるを得なかったが、望んでいる。今回の試合を終えたら、次は彼らを相手にしたい」
Ringのジュニアフライ級で10位にランクされるジェイソン・ベイソンは、2016年10月にプロデビュー。以来、27歳のフィリピン人にとって唯一の汚点は世界王者との対戦によるものだ。
2019年9月に行われたレネ・マーク・クアルトとの6回戦ドローは、その後「マイティ・マウス」がIIBF世界105ポンド級王座を獲得したことを考えれば、評価を高める結果となっている。
2023年2月、後にWBA世界フライ級王者となる
阿久井政悟に対してスコアカード上で全ラウンドを失ったものの、その後4連勝をマーク。その中には元WBO世界ミニマム級王者・山中竜也を2回でストップした試合も含まれる。今回タイトル挑戦を控えるベイソンは現在、WBAで10位、WBOで7位にランクされている。
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