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ナイジェリア出身のキングスリー・イベが、“憧れの存在”アンソニー・ジョシュアをノックアウトするチャンスの呼び出しを待ち構える
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Manouk Akopyan
Manouk Akopyan
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ナイジェリア出身のキングスリー・イベが、“憧れの存在”アンソニー・ジョシュアをノックアウトするチャンスの呼び出しを待ち構える

ナイジェリア人ヘビー級コンテンダーのキングスリー・イベにとって、同郷のアンソニー・ジョシュアと拳を交えるという考えは、決して非現実的な夢ではない。

マッチルーム・ボクシング代表のエディ・ハーンは、ジョシュアが早ければ12月にもリングに戻りトップ20クラスの相手と対戦する可能性を示唆しており、開催地候補のひとつとしてナイジェリアの名前も挙がっている。

“ブラック・ライオン”の異名を持つイベ(16勝2敗1分、14KO)は、元2団体統一ヘビー級王者アンソニー・ジョシュア(28勝4敗、25KO)にとって最適な試金石になれると自信を見せる。ジョシュアは英国生まれだが、ルーツはナイジェリアにある。

「AJのことは好きだし、彼は俺の憧れの存在だ。でも、リングに上がれば容赦はしない。このスポーツのためにも、彼が求めているような本当の戦いと刺激を与えたい」とイベはスカイ・スポーツに語る。「間違いなく彼を倒す。疑いの余地はない。問題は、どれだけ早くそれが実現するかだけだ。」

ジョシュアは、2024年9月にダニエル・デュボアに5回KO負けを喫して以来、キャリア再建を目指している。



身長6フィート4インチ(約193センチ)、31歳のキングスリー・イベは、プロ・フットボールからボクシングへ転向して以来、ここ数年で急成長を遂げている。

イベはナイジェリアのエヌグで生まれ、カドゥナで育つ。伝説的ヘビー級ボクサー、アイク・イベアブチの従兄弟でもある。16歳のときにアメリカへ移住し、現在はアリゾナ在住。ロサンゼルスを拠点とするトロシアン一家のプロモーション会社「トロ・プロモーションズ」と契約している。

イベは2019年にプロデビューを果たし、翌年の7戦目でグイド・ビアネッロと対戦。まだ経験の浅い段階ながらも、結果はマジョリティ・ドロー(多数判定による引き分け)に持ち込み、注目を集めた。

その勢いを受けて、2021年には有望株ジャレッド・アンダーソンとの対戦を手にしたが、結果的にこの挑戦は時期尚早だった。イベは6回KO負けを喫し、プロ初黒星を経験することとなった。

しかしその後、イベは見事に巻き返し、現在までに11連勝(うち10試合がKO勝ち)を記録している。直近の試合では、かつてのタイトル挑戦者ジェラルド・ワシントンをエルサルバドルでストップしている。


「これから先にどんな未来が待っているのか、本当に楽しみだ。自分たちがジムで積み上げてきたことなんて、まだほとんど見せていない」とイベは語る。

「自分を証明するためには、正しい舞台と正しい相手が必要なんだ。そして、その相手としてこれ以上ふさわしい存在はいない。AJとの試合が実現すれば、まさに夢のようだし、最高の瞬間になると思う。」

Manouk Akopyan は『ザ・リング』の主任ライターである。X(旧Twitter)とInstagramで @ManoukAkopyan をフォローできる。

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