カリフォルニア州ハリウッド発──7月19日に行われるマニー・パッキャオの復帰戦(対マリオ・バリオス)のアンダーカードには、同じフィリピン出身の選手が登場する。
元WBCフェザー級王者でパッキャオの愛弟子でもある
マーク・マグサヨ(27勝2敗、18KO)は、ホルヘ・マタ・クエジャル(21勝2敗2分、13KO)と130ポンド契約で対戦する。これはナックルヘッズ・ボクシング代表兼マニー・パッキャオ・プロモーションズCOOのショーン・ギボンズが、ワイルドカード・ボクシングジムでのインタビュー中にザ・リング誌に語ったもの。
30歳のマグサヨは、ゲイリー・アレン・ラッセル・ジュニアに勝利して王座を獲得した後、
ブランドン・フィゲロアと
レイ・バルガスに判定で連敗を喫したが、現在は3連勝中。一方、24歳のクエジャルは、これまでメキシコ国外で試合を行ったことがない。
ギボンズによれば、この試合はPBC on Prime VideoのノンPPV(無料配信)枠で放送される予定だという。Prime Videoの配信では、スーパーバンタム級のアラン・ダビッド・ピカソ対亀田京之
介戦も取り上げられる。
ギボンズとピカソは最近タッグを組むことで合意しており、ピカソが勝利すれば、井上尚弥との対戦が
再び本格的に浮上する可能性がある。実現すれば、「日本対メキシコ」をテーマにした大会のメインイベントとして、12月27日にサウジアラビア・リヤドで行われる見通しだ。
ギボンズはまた、マニー・パッキャオの息子ジムエルが7月19日の興行でプロデビューするという噂を否定した。
Manouk Akopyan はザ・リング・マガジンの主任ライター。
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