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マリオ・バリオス、引退を控えたマニー・パッキャオを“メキシキューショナー”がオスカー・デラホーヤにしたように受け入れる
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Manouk Akopyan
Manouk Akopyan
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マリオ・バリオス、引退を控えたマニー・パッキャオを“メキシキューショナー”がオスカー・デラホーヤにしたように受け入れる
ラスベガス――マニー・パッキャオボクシング史上2番目の高齢世界王者という偉業を狙う一方でマリオ・バリオスは、2008年にオスカー・デラホーヤを引退に追い込んだときのように、46歳の殿堂入りファイターを打ち破ってリングから送り出すという構想を受け入れている。

このドラマは、7月19日、ラスベガスのMGMグランドで幕を開ける。この試合は、PBCによるPrime Videoのペイ・パー・ビュー興行のメインイベントとして行われる。

「もし俺が彼を引退に追い込んだとして、批判が来るのは分かってるし、覚悟はできてる」とWBCウェルター級王者のバリオスは『ザ・リング・マガジン』に語った。「この階級の誰だって、この試合を喜んで受けるはずさ。あとは俺がリングに上がって、自分の得意なことをやるだけだ。」




パッキャオはこれまで、マルコ・アントニオ・バレラ、フアン・マヌエル・マルケス、エリック・モラレス、アントニオ・マルガリート、デラホーヤらを撃破してきたことから、「メキシキューショナー(Mexecutioner)」の異名で呼ばれている。

2003年のバレラ戦は、パッキャオにとって最初のブレイクスルーとなった試合だった。そして、デラホーヤを容赦ない猛攻で打ちのめした一戦こそが、彼を世界的スターへと押し上げたパフォーマンスだった。

バリオスは、テキサス州サンアントニオ出身の30歳のメキシコ系アメリカ人で、自らのアステカのルーツに誇りを持っている。「メキシキューショナー」の餌食リストに自分の名前を加えられるつもりはなく、この試合に「倒すか倒されるか」の覚悟で臨む。

「彼はこれまで多くのメキシコ人ファイターを倒してきた。でも、俺のようなメキシコ人とはまだ戦ったことがない」とバリオスは語った。「俺はリングに上がるたびに、自分のメキシコのルーツ、そして先住民族としてのルーツを誇りを持って背負っている。」

「俺は全盛期のマニーと戦うつもりで準備してる。彼が伝説と呼ばれるのには理由があるし、今でも危険な存在だ。俺の役目はリングに上がって、このタイトルを守ること。どんな状況であれ、マニーのベストな状態を想定している。」

「もしかしたら、俺が彼を引退させることになるかもしれない。でも、それが目的ってわけじゃない。俺が求めているのは、ベルトを持って家に帰ること。それだけだ。マニーみたいな名前は、自分のキャリアにとってとてつもなく大きい存在なんだ。」




マイナス370のオッズで支持されているバリオスは、ファンに対して「伝説を打ち倒す姿を期待してほしい」と語る一方で、自身がフィリピンのレジェンドのように40代になっても現役で戦うことは絶対にないと断言する。

「絶対に無理だね」とバリオスは笑いながら言う。「ボクシングは大好きだし、今の仕事にも誇りを持ってる。でも、40歳になって若い奴らとやり合おうなんて、俺は思わないよ。」

Manouk Akopyanは『ザ・リング・マガジン』のリードライター。XおよびInstagramでは @ManoukAkopyan がフォローできます。

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