レブロン・ジェームズと息子ブロニーがロサンゼルス・レイカーズで親子共演を果たしているように、ボクシング界でも同様の光景が見られることになる。
マニー・パッキャオの長男ジムエル・パッキャオが、11月29日にカリフォルニア州テメキュラのペチャンガ・リゾート・カジノでプロデビュー戦を行うのだ。
父マニー自身はリングに上がらないものの――
47歳となる来年1月に現役復帰を予定している――、殿堂入り王者として知られる彼は、
自身のプロモーション会社「MPP」の米国初興行となるこの夜、リングサイドで息子のデビュー戦を見守る。ジムエルは同じくデビュー戦となるブレンダン・ラリーと、ライト級4回戦のセミメインイベントで対戦する。
24歳のジムエルは、年末を家族にとって記念すべきものにしたいと語る。勝利で締めくくるだけでなく、父マニーを初めての祖父にする予定でもある。彼と婚約者の間には、今年後半に第1子が誕生する見込みだ。
父と同じく、ジムエルはロサンゼルスの「ワイルドカード・ジム」でマービン・ソモディオ・トレーナーの指導を受けている。ソモディオは長年にわたりマニーのアシスタントとして知られる人物である。
大会のメインイベントでは、ロレンソ・パーラ(23勝1敗1分、17KO)とイライジャ・ピアース(21勝2敗、17KO)が
フェザー級12回戦で激突する。
また別カードでは、経験豊富なミドル級ベテラン、ルイス・アリアス(22勝5敗、11KO)が無敗のラサロ・ロレンザーナ(17勝0敗、12KO)と対戦する。
興行のその他の対戦カードは以下の通り:
クルーザー級(8回戦)
- ロヘリオ・ロメロ(4勝0敗、4KO) vs. 未定
フライ級(8回戦)
- ホセ・ラッセル・レガラード(16勝1敗、10KO) vs. サレト・ヘンダーソン(10勝2敗、7KO)
ライトフライ級(10回戦)
- テリー・ワシントン(5勝0敗、5KO) vs. リカルド・アストゥビルカ(23勝4敗、5KO)
スーパーフェザー級(4回戦)
- ロドリゴ・モスケーラ3世(3勝0敗、2KO) vs. ブライアン・ドミンゴ(0勝3敗1分)
スーパーフェザー級(8回戦)
- マイケル・ブラカモンテス(13勝2敗1分、6KO) vs. ウィリアム・キング(6勝2敗2分、3KO)
スーパーバンタム級(6回戦)
- アレクシス・アルバラード(8勝1敗1分、5KO) vs. ガレン・ディアガン(10勝7敗1分、5KO)
ライト級(6回戦)
- チェルシー・アンダーソン(8勝0敗、3KO) vs. 未定
フェザー級(8回戦)
- ハビエル・ザマロン(10勝0敗、5KO) vs. アレハンドロ・メニアーノ(7勝0敗、4KO)
スーパーウェルター級(6回戦)
- ジョシアス・ゴンザレス(2勝5敗2分) vs. エドゥアルド・ディアス(9勝4敗、3KO)
ライトヘビー級(4回戦)
- アディル・ガジエフ(3勝1敗、1KO) vs. 未定
Manouk Akopyanは『ザ・リング・マガジン』の主任記者である。
X(旧Twitter)および
Instagramでは@ManoukAkopyanで連絡可能。