リー・ウッドは、11月のリング復帰を目標に掲げ、長らく待望されてきた
ジョシュ・ワーリントンとの再戦が「最も理にかなっている」と考えている。
2023年2月以降の4試合でウッドは2勝2敗。しかし、年内に再びリングに上がる決意を固めている。現在、契約面での縛りがないフリーエージェントであり、フランク・ウォーレンおよび元プロモーターのエディ・ハーンの双方と交渉を行っている。
ノッティンガムシャー出身のハードパンチャーであるウッドは、全ての関係者に対し、ワーリントンとの再戦が最優先事項であることを明確にしている。ただし、この件についての進展は遅れていると認めている。
「とにかくリングに戻って戦いたい」とウッドは『ザ・リング・マガジン』に語った。「できれば11月に試合をしたいし、いくつかの選択肢がある。」
「ワーリントン戦が一番理にかなっていると思うが、その件がどう進んでいるのかよく分からない。彼にとっても自分にとっても意味があると思うが、今のところあまり進展していないので、他の選択肢も探るかもしれない。様子を見よう。」
ウッドは既に「ザ・リーズ・ウォリアー」に勝利した経験があるが、その勝利には物議があった。第7ラウンド、全ての採点で劣勢かつ目の上をカットしていたウッドが、ラウンド終了のゴングとほぼ同時に強打の連打を浴びせ、ワーリントンを倒した。
カウントを数え終える前に立ち上がったものの、自陣コーナーのロープにもたれかかるワーリントンを見て、主審マイケル・アレクサンダーは試合をストップした。
ワーリントンは後に、自分は意識がはっきりしており、背中を向けたのはラウンド終了のためだと主張。
再戦を求め、因縁を清算する機会を狙っている。
「今の状況を考えれば、やはり再戦が一番理にかなっている」とウッドは語った。「彼は最初の試合で自分が勝っていたのにいいパンチをもらっただけだと思っている。それが彼らのストーリーだ。だからこそ間違っていると証明したい。再び勝つことで大きな喜びを得られるし、彼のことは本当に嫌いだ。」
「これが唯一の選択肢ではないが、一番可能性が高いだろう。今はプロモーターと契約していないし、フランクとも話したし、マッチルームとも会談した。返答を待っているところだ。」
二度のフェザー級世界王者となったウッドの戦績は28勝4敗(17KO)で、プロ14年目を迎える。今回がスーパーフェザー級初戦だったカカーチェ戦での敗北は苦いものだったが、まだ引退は考えていないと語る。
「今はあまり考えないようにしているが、そう遠くない将来に引退があるのは分かっている」とウッドは言う。「自分にとって重要なのは、低いところで終わるのではなく、高いところでキャリアを締めくくることだ。まだ力は十分に残っているが、ただ続けるだけのために戦い続けたくはない。パフォーマンスを発揮したい。」
「次の試合で結果が出なければ、自分の現状が分かるだろう。ただ、去年よりもずっと調子が良く、トップコンディションに戻っている。」