ヒュセイン・ジンカラは、ジャイ・オペタイアとの第8ラウンドKO負けで脳挫傷、軽度の脳出血、そしてC1椎骨の骨折を負い、少なくとも2日間は入院することになると、タスマン・ファイターズのプロモーター、ミック・フランシスが日曜に『ザ・リング』へ明かした。

オペタイア（29勝0敗、23KO）は、年間最優秀KO候補レベルの一撃で『ザ・リング』誌クルーザー級王座を防衛する。土曜のオーストラリア・ゴールドコーストでの予想以上にタフな戦いの中、オペタイアは左ストレートを叩き込み、アンダードッグを失神させた。

C1の亀裂、いわゆるジェファーソン骨折は頭蓋骨の付け根に位置し、生命に関わったり、麻痺を引き起こす可能性がある。

ニュージーランド出身のオペタイア（30歳）は、右目が大きく腫れた状態で試合を終えた。眼窩骨折の報道もあったが、深刻なケガはなかったとフランシスは話す。

「ジャイは試合翌日に釣りに行って、昨夜は家族と友人と夕食をとった」とフランシスは言う。「彼は大丈夫だと医師も太鼓判を押していて、頬も数週間で治ると言われている。」

この勝利は、オペタイアが2022年7月に獲得した『ザ・リング』誌200ポンド王座の7度目の防衛となる。シンカラ戦（IBFの指名防衛）後、オペタイアは来年ズルド・ラミレスとの統一戦を望む姿勢を改めて強調する。

ラミレスは1月16日にロビン・サファーとの調整試合、続いて5月2日にデビッド・ベナビデス戦が控えている。オペタイアは、土曜に行われるWBCクルーザー級タイトル再戦──バドゥ・ジャック対ノエル・ミカエリアン──の勝者と対戦する可能性もある。

シンカラ（23勝1敗、19KO）はイスタンブールを拠点に戦う40歳で、今回が初の世界トップレベル挑戦だった。

Mike Coppinger は『ザ・リング』のシニア・インサイダーで、毎週月曜にマックス・ケラーマンと共に「Inside the Ring」を共同司会している。X／インスタグラムでフォロー：@MikeCoppinger