カリル・コーの波乱含みのキャリアは、金曜日にラスベガスで再び不穏な展開を迎える。
コーは、土曜夜に予定される
ジェシー・ハートとの10回戦ライトヘビー級戦の計量で、約8ポンドの大幅な体重超過となる。フィラデルフィア出身のハートは契約体重を順守し174.6ポンドでクリアするが、コーはネバダ州アスレチック・コミッションの計量器に182.8ポンドで乗るという衝撃的な結果となる。
対面した場面で激昂したハートはコーを突き飛ばす。それでもハートは、フォンテーヌブロー・ラスベガスで行われる
レイモンド・ムラタラ対アンディ・クルス戦のアンダーカードに組まれたコーフィーチャーとして、試合を実施することに同意する。
ニュージャージー州ジャージーシティ出身のコー(10勝1敗1分、8KO)は、10月11日にハート(31勝3敗、25KO)の地元フィラデルフィアにあるXfinityモバイル・アリーナで対戦予定である。だが、
コーはトレーニングキャンプ終盤に手を負傷し、その影響で試合は3カ月延期となる。
29歳のコーは、5月30日にメキシコ・グアダラハラで行われた前戦で、
メキシコのマヌエル・ガジェゴス(22勝3敗1分、19KO)を6回KOで下し、自身唯一の黒星を雪辱する。ガジェゴスは、2024年11月にフィラデルフィアで行われた両者の前戦で、コーから4度のダウンを奪い、9回TKO勝ちの番狂わせを演じる。
有望なアマチュア出身のコーは、4年前のプロ2戦目においても、大きく不利と見られていたアーロン・キャスパーと4回戦でまさかのマジョリティ・ドローに終わる。
カリフォルニア州フォンタナ出身のレイモンド・ムラタラ(23勝無敗、17KO)とキューバのアンディ・クルス(6勝無敗、3KO)は、ともに土曜夜に行われるDAZNの12回戦メインイベントの計量をクリアする。
IBFライト級王座の初防衛戦に臨むムラタラは134.6ポンドで、クルス(134.4ポンド)をわずかに上回る。2021年五輪金メダリストのクルスは、ムラタラの王座に対する指名挑戦者である。
DAZNのアンダーカード中継は、米東部時間午後8時(太平洋時間午後5時)開始予定となる。
Keith Idec は『ザ・リング』のシニアライター兼コラムニストであり、Xでは@idecboxingで連絡を取ることができる。