カリル・コーは、10月11日に予定されていた
ジェシー・ハート戦を、「継続的な負傷」と表現した理由により欠場せざるを得なくなった。
「自分の戦いを観に来てくれるはずだった皆に謝りたい。応援してくれるすべての人を愛しているし、感謝している」と、コーは木曜日にSNSで述べた。
コーのマネジャーであるデビッド・マクウォーターは『ザ・リング・マガジン』に対し、コーが手の負傷により戦線離脱となったと語った。
「カリルはメディカルチェックを受けたが、医師から出場許可が下りなかった。手がひどく腫れていた」とマクウォーターは述べた。
コーとハートは、フィラデルフィアのウェルズ・ファーゴ・センターで行われる
マッチルーム・ボクシングの興行で、
ジャロン・エニスのジュニアミドル級デビュー戦(対
ウイスマ・リマ)がトップに置かれるカードのチーフサポート(セミファイナル)として、ライトヘビー級10回戦で対戦する予定であった。
コー(10勝1敗1分、8KO)は、5月にメキシコで行われた試合で、キャリア唯一の黒星を喫したマヌエル・ガジェゴスへの雪辱を果たした。初対戦に向けた数週間の間に2度入院し、筋肉が崩壊する症状である横紋筋融解症と診断されていたコーは、11月の一戦でガジェゴスに計4度のダウンを奪われ、第9ラウンドTKOで敗れていたが、
再戦では6ラウンド以内にストップして復活を示した。
ハート(31勝3敗、25KO)は昨年4月以来、試合から遠ざかっているが、2020年にジョー・スミス・ジュニアにスプリットデシジョンで敗れて以来、5連勝中である。
地元フィラデルフィア出身でスーパーミドル級世界挑戦を2度経験しているハートが、遅れて用意される代替対戦相手との凱旋試合として同カードに残るかどうかは、現時点では不明である。
Manouk Akopyanは『ザ・リング・マガジン』の主任記者である。 X (旧Twitter)およびInstagramでは@ManoukAkopyanで連絡可能。