ヘビー級の
ジョニー・フィッシャーは、キャリアの立て直しを図る中で、新たにトレーナーのトニー・シムズとタッグを組んだことを正式に発表した。
“ロムフォード・ブル”ことフィッシャーは、5月17日にコッパー・ボックスで行われた
デイブ・アレンとの
再戦で5ラウンドKO負けを喫し、プロ初黒星を喫した。
その敗戦の内容を受け、フィッシャーは数々の見直しを決意。その一環として、長年指導を受けてきたマーク・ティブスとの決別を選んだ。
そして現在、戦績13勝1敗(11KO)の26歳ジョニー・フィッシャーは、エセックスにあるトニー・シムズのジムで正式にチーム入りしたことを明かした。
フィッシャーはこれにより、すでに
コナー・ベン、クレイグ・リチャーズ、ジミー・セインズ、
ジョージ・リダードらが在籍する活気あるジムの一員となった。
「トニーのことも、ここでトレーニングしている仲間たちのことも、ずっとリスペクトしてきた」とフィッシャーは語った。「そういう名前の選手たちと肩を並べてやっていけることは、自分にとって限界まで自分を追い込める環境になると思う。」
フィッシャーは、活況を呈する英国国内のヘビー級戦線の中で、その一角を担う存在として、すでに将来的な対戦候補となる数人の名前を視野に入れている。
フィッシャーは「カウンター・トーク」の中で次のように語った。「確かに痛い敗戦だった。でもその負けがきっかけになって、自分を奮い立たせ、いくつかの変化を起こすことができた。今はこれから何が起きるかについて前向きに考えてるよ。」
「落ち込んでウジウジして、別人みたいになることもできるけど、そんなことしてたらどんな男なんだって話だよ。ただ一度負けただけでさ。」
「まだ素晴らしい試合がたくさん待ってる。たとえば、
ダブア vs ウシクの興行で素晴らしい勝利を挙げた
ソロモン・ダクレスとか、再起を図ってるフレイザー・クラークなんかが思い浮かぶよ。」