ジム・ランプレイが復帰を果たしてから約2カ月、今週土曜日、再びリングサイドに立つことが決定した。
ランプレイは、ニューヨーク・クイーンズのルイ・アームストロング・スタジアムで開催されるDAZN PPVイベント『Ring III』で、
エドガー・ベルランガ対
ハムザ・シェラーズによるWBCスーパーミドル級王座挑戦者決定戦をメインに、実況(ブローバイ・ブロー)を担当する。
さらに、ランプレイは、WBCライト級王者
シャクール・スティーブンソン対
ウィリアム・セペダ戦の実況も、
マイク・コッピンジャー、元ライトヘビー級王者アントニオ・ターバーとともに担当する予定である。
「シェラーズは、身長とカウンターパンチの技術を活かして戦いたいと考えている。一方、ベルランガはこれまで一直線に攻めるタイプの選手だったが、果たして今はそれ以外の戦術を身につけているのか」と、ランプレイは
『ザ・リング・マガジン』に語った。「もし彼が新たな要素を武器にしていれば、シェラーズに対して優位に立てるかもしれない。この対戦は非常に興味深い。なぜなら両者について多くを学べる機会だからだ。」
PPV本戦カードの前半2試合、すなわち
デビッド・モレル対
イマム・ハタエフのライトヘビー級10回戦、そしてWBCスーパーライト級王者
アルベルト・プエジョ対スブリエル・マティアス戦の実況は、トッド・グリシャム、セルヒオ・モラ、そしてコッピンジャーが担当する。
ランプレイは、2015年に国際ボクシング殿堂入りしたベテランであり、1988年から2018年までHBOボクシングで実況を務めていた。6年以上のブランクを経て、今年5月2日にニューヨーク・タイムズスクエアで開催された『ローリー・ロメロ対ライアン・ガルシア』戦(ロメロの判定勝ち)で、コッピンジャー、ターバーと共に実況として復帰を果たした。