ジェイク・ポールと
ジャーボンテイ・デービスの対決は、11月14日に必ず決着がつくというのが当初のプロモーションだった。
さらにポールは一歩踏み込み、「激しい打ち合いとなり、ストップが訪れる」と宣言している。
ポールは自身のYouTubeチャンネルの動画でこう語った。「あいつは何年も三流みたいな口を叩き続けてきた。『本物のボクサーと戦え』ってな。よし、小さい男よ、おめでとう。望みが叶ったな」
「タンクはずっと俺と同じくらいのサイズの相手を叩きのめしてきた。みんなが『サイズなんて関係ない』と思ってるなら、俺がタンクを半分に折りたたんでやった時も同じテンションでいてくれよ」
「この試合が判定までもつれることは絶対にない。誰かが眠らされ、叩きのめされる。プレッシャーはお前にあるんだ、ジャーボンテイ。そして俺はボクシング史上最大級の番狂わせを起こす準備が完全に整っている」
「もし俺が勝てば、ボクシング界の偉大な一人を倒し、不可能を成し遂げたことになる。もしあいつが勝てば、みんなが見たいものを見せて、俺をYouTubeに送り返すだろう。だがもしあいつが負ければ、“タフで悪役”みたいなあのイメージは全部吹き飛ぶことになる」
「心配するな。俺が勝ってきたのは全部ステロイドのおかげだなんて言ってる連中に言っておく。この試合ではUSADAによる最も厳格なドーピング検査が行われるんだ」
この
イベントは水曜日に発表されたが、契約体重やラウンド数、そしてエキシビションか公式戦かといった重要な詳細は明らかにされなかった。
クルーザー級コンテンダーのポール(12勝1敗、7KO)とWBAライト級王者デービス(30勝0敗1分、28KO)は、互いに65ポンドの体重差がある。身長6フィート1インチ(約185センチ)のポールは、デービスよりも7インチ半(約19センチ)高く、さらにリーチで9インチ半(約24センチ)のアドバンテージを持つ。
デービスは木曜日にInstagramで「すぐに会おう……たぶんな!ATLは盛り上がりすぎるだろう」と書き込んだ。
また、2021年の
アイザック・クルス戦のビルドアップの中で出演したFull Sendポッドキャストでは、ポールを「道化」だと評していた。
デービスは「そうだな、もしチームがその試合を持ってきたら俺は笑うだろう」と語った。「自分のキャリアで今それをやるわけにはいかない。俺は
フロイド・メイウェザーでも
マニー・パッキャオでも
カネロ・アルバレスでもない。ボクシングに関しては、まだアクセルを踏み続けなきゃならないんだ」
デービスは、3月の論争を呼んだマジョリティ・ドローを受けて6月21日にラモン・ローチ・ジュニアとの再戦を行い、
その後8月16日にも戦う予定だった。しかし、
7月11日に家庭内暴力の疑いで逮捕されたことで計画は複雑になった。その容疑は先週取り下げられている。
ポールは「これはキャリアで最も危険な試合だ。相手はインフルエンサーでもMMAファイターでも引退したボクサーでもない。あいつは5歳からリングに立っていて、俺はボクシング歴5年にすぎない」と言い加えた。
「二人のノックアウトアーティスト。勝者は一人。誰かが眠ることになる。じゃあな、小さな男」
Manouk Akopyanは「ザ・リング・マガジン」 主任ライター。XとInstagramで@ManoukAkopyanがフォローできます。