ヘビー級コンテンダーの
グイド・ヴィアネッロが、フランク・サンチェスの次戦の相手を探し続けるIBFの捜索に終止符を打つ用意があると申し出た。
ヴィアネッロ(14勝3敗1分、12KO)は、
無敗だったアレクシス・バリエールを10月にストップして以来、次のチャンスを待ちながら、地元ローマでハードワークを続けている。
その勝利の直後、31歳のヴィアネッロは
アンソニー・ジョシュアを名指しで挑発したが、2度の世界ヘビー級王者となったジョシュアが
ジェイク・ポールとの対戦を選択したことで、イタリア人は狙いを別の場所へと切り替えた。
現在、彼は次戦の報せを待つ
フランク・サンチェス(25勝1敗、18KO)、33歳との対戦に向けて門戸を開いた。
「もちろん、彼は次に闘いたい相手の一人だ」とヴィアネッロは
『ザ・リング・マガジン』に語った。「彼らが望むなら、いつでもどこでも闘える。
「ランキングもそれほど離れていないし、彼らがサンチェスの相手を探していることも知っている。自分が名乗りを上げて、“グラディエーター・スタイル”を持ち込む」
「自分はIBFランキングを上がっているところで、世界ヘビー級タイトルへの挑戦権を勝ち取りたい。そのためにフランク・サンチェスを乗り越えるつもりだ」
サンチェスは、昨年5月にリヤドで
アギット・カバエルに敗れて無敗記録を失ったが、2月22日にラモン・オリバス・エチェベリアをストップして再び白星を取り戻した。
そしてIBFの3位コンテンダーであるサンチェスに、制裁団体は現在、
オレクサンドル・ウシクが保持するタイトルへの挑戦権を懸けた最終挑戦者決定戦を組もうとしている。
しかし、ダニエル・デュボアがこの試合を断ったと報じられたことで、キューバ人の対戦相手はいまだ見つかっていない。ランキング4位のリチャード・トーレス・ジュニアという選択肢もあるが、10位のヴィアネッロはすでに闘う準備ができているという。
「自分はただ闘いたいだけで、他の連中のように時間を無駄にしたくない」と彼は言い加えた。
「ルキウス・アナエウス・セネカは現在に生きろと語った哲学者で、自分もまさにそうしている。彼は『常に現在にいろ』と言ったが、それが自分なんだ。」
「今の自分は完全にフォーカスしていて腹が減っている。もう余計な時間はない。31歳になり、これまで以上にハードに働いている。だからこそ、目の前に置かれる相手は誰でも闘う。」
「今の自分はビッグな相手を求めている。自分にはその資格があるからだ。今は大きな試合がしたい。多くのことがはっきりと理解できるようになったからだ。自分が何者なのかをみんなに見せる準備は本当にできている」
ヴィアネッロはテニス選手とコーチの家庭の出身だが、
4月にリチャード・トーレス・ジュニアに敗れた後、イタリアに戻って練習を再開したことで、新たなトレーニング基準を開いたと強調している。彼はそれ以前、ネバダ州ヘンダーソンではケビン・バリーと、カリフォルニア州ビッグベアではアベル・サンチェスとともに時間を過ごしていた。
彼はこう語った。「トーレス戦のあと、チームと一緒にジムへ戻って『OK、これまでの合宿で一度もやったことのないことをやろう』と言った。そこから6か月間、ジムで俺は完全に“殺された”。いや、本当にすごかった」
「人生で最悪のトレーニングキャンプだったが、同時に最高でもあった。フィラデルフィアに着いてバリエールと闘ったとき、自分は本物のウォリアーになっていた。あの夜の俺を倒せる者はいなかったし、これがキャリアの残りでの自分の姿だ。
「それがサンチェスであれ、ダニエル・デュボアであれ、あるいはエフェ・アジャグバとの再戦であれ、誰とでも闘う。リヤド・シーズンのイベントに参加したい。あそこはヘビー級の本拠地だからだ」
しかし、ヴィアネッロが確実に除外できる相手が一人いる。ジョシュアだ。元YouTuberのポールと12月18日にNetflixで対戦することがすでに決定しているためである。イタリア人は、“ボクシング界のため”に大本命ジョシュアがしっかり勝つことを願っている。
「彼はあの試合で全ボクサーを代表しているんだ」とヴィアネッロは語った。
「ジョシュアはKOで勝って、バランスを取り戻してくれると思う。ジェイク・ポールの存在で、ボクシングは少しバランスを失ったように感じている。多分、誰かは本物のヘビー級であることの意味を理解していない。
「ポールをトップファイターだと思っている人もいるが、バランスは現実の位置に戻される必要がある。ジョシュアがそれを正す男であってほしい」