金曜夜にドンカスターで初のスタジアム興行を成功させたGBMは、新たにジュニアウェルター級コンテンダーの
ショーン・マコームと契約し、拡大を続ける所属陣営に加えたことを発表した。
WBO欧州タイトルを獲得し2度の防衛に成功した後、2024年4月に
アーノルド・バルボサ・ジュニアとのキャリア最大のチャンスで敗れたショーン・マコーム(18勝2敗、5KO)は、それ以来リングから遠ざかっていた。しかし来月、32歳の彼は故郷から200マイル離れた地で、14か月ぶりの復帰戦に臨む。
一階級下のマキシ・ヒューズのように、当時無敗だったバルボサ相手に見せた見事なパフォーマンスを受けて、マコームのキャリアは一気に加速し、チャンスが訪れると期待されていた。舞台はニューヨークでのデビン・ヘイニー対ライアン・ガルシアのアンダーカードだった。しかし、ドン・トレッラ(97-93)とトム・シュレック(96-94)というジャッジは、多くの観客とは異なる見解を示し、バルボサにスプリット判定勝ちを与えた。
再戦の話はすぐに立ち消えとなり、契約条項にリマッチ義務が含まれていなかったうえ、プロモーション契約も確定していなかったため、あらゆる約束や善意の計画は実現しなかった。
その後バルボサは、ホセ・カルロス・ラミレスとジャック・キャテラルに判定勝ちを収め、
後者との試合ではWBO暫定世界王座を獲得した。しかし
5月2日、テオフィモ・ロペスに完敗を喫した。