関係者の話として
『ザ・リング・マガジン』に伝えられたところによれば、初戦から10年以上を経て、
フロイド・メイウェザーと
マニー・パッキャオの再戦が、来年に予定される“別の”Netflix主催ボクシングイベントでの実施に向けて検討されているという。
2015年に行われた初対戦では、メイウェザーがパッキャオを判定で下した。この試合は実現までに5年以上を要し、最終的にはPPV販売数460万件という史上最多記録を樹立。ラスベガスでのゲート収入は7220万ドルに達し、総収益はおよそ6億ドルに迫る歴史的ビッグイベントとなった。
現在、パッキャオは再びボクシングのリングに戻っており、7月に行われたウェルター級タイトルマッチで
マリオ・バリオスと引き分け、内容も良好だったことで、メイウェザーとの再戦に再び注目が集まっている。
46歳のパッキャオは、多くの観客の目にはバリオスに勝利したと映るほどのパフォーマンスを見せた。元8階級制覇王者の彼は今月初め、
1月下旬にラスベガスで復帰戦を行うと発表している。
現時点では、メイウェザー対パッキャオの再戦が最終的に実現した場合の開催時期は未定であり、パッキャオが年明けに別の試合を行うかどうかも明らかになっていない。
一方、48歳のメイウェザーは、2017年にUFCスターのコナー・マクレガーを10回TKOで下し、50戦全勝(50勝0敗)という完璧な戦績を残して現役を退いた。
しかしその後も、2021年のローガン・ポール戦をはじめ、複数のエキシビションマッチを通じてボクシング界に関わり続けている。
なお、2015年の初戦でメイウェザーが判定で完勝した後、パッキャオが右肩の腱板断裂を抱えたまま試合に臨んでいたことが明らかになっている。
今、再び両者が同じリングに立つ可能性が浮上している。そしてこの構想こそ、Netflixが昨年ボクシング市場に参入して以来、強い関心を示しているビッグイベントの一つである。
現在、3億人以上の加入者を持つストリーミング大手Netflixは、これまでに3つのボクシング興行を実現させている。2024年11月のマイク・タイソン対ジェイク・ポール戦、7月の
ケイティ・テイラー対アマンダ・セラーノ第3戦、そして9月の
テレンス・クロフォード対カネロ・アルバレスによる『The Ring』誌および世界スーパーミドル級4団体統一戦である。
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Instagram(@MikeCoppinger)で確認できる。彼は毎週月曜、『Inside The Ring』でマックス・ケラーマンと共に番組を共同司会している。