ファビオ・ワードリーの新たな対戦相手は「24時間以内」に発表される予定であり、イングランド人ではない見込みである。
ワードリーは当初、6月7日にポートマン・ロードで
ジャレル・ミラーと対戦する予定だったが、アメリカ人の“ビッグ・ベイビー”は肩の問題を理由にこの
試合を辞退した。
ワードリーは、幼い頃から応援してきたイプスウィッチ・タウンの本拠地で実現する夢の屋外試合に向けて対戦相手を失う形となったが、クイーンズベリー・プロモーションズは迅速に代役確保に動いた。
ジャスティス・フニ、マイケル・ハンター、
フィリップ・フルコビッチといった名前が候補リストに挙がっていると噂されており、ワードリーの同胞であるローレンス・オコリーやリチャード・リアクポーの名前も関連づけられていた。
しかしプロモーターのフランク・ウォーレンは、どちらかとの「ブリティッシュ対決」が実現することはなく、あるヘビー級選手との契約条件にすでに合意していると語った。この相手はフィリップ・フルコビッチであると見られているが、ウォーレンは確認を拒否している。
ウォーレンはザ・リング・マガジンに対し、次のように語った。
「我々はトップクラスの対戦相手を迎えることになる。ヘビー級には優れた才能が多く、非常に恵まれている。」
「代役はほぼ決まっていて、契約書に署名され次第、発表できることを願っている。すでに条件面では合意している。」
「本当は木曜日に発表したかったが、うまくいけば金曜日には決まるはずだ。すべて順調に進めば、24時間以内に発表できる。」
「イギリス人ではない。ただ、まだ誰なのかは明かせない。契約に署名するまでは発表する意味がないからだ。」
有力候補とされるフルコビッチは、4月5日に
マンチェスターのコープ・ライブ・アリーナでジョー・ジョイスと10ラウンドを戦い、判定勝ちを収めている。これは、昨年ダニエル・デュボアにストップ負けを喫して以来の復帰戦だった。
当初はIBFヘビー級王座の最終挑戦者決定戦としてフランク・サンチェスとの対戦が予定されていたが、どうやらフルコビッチはWBA暫定王座をかけてワードリーとの対戦を選ぶ意向のようだ。