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デ・ラ・ホーヤ「ガルシア対ロメロは“短くて濃い試合”になる」
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Manouk Akopyan
Manouk Akopyan
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デ・ラ・ホーヤ「ガルシア対ロメロは“短くて濃い試合”になる」
ライアン・ガルシアとロランド・ロメロがウェルター級で激突する試合は、短期決着必至の激戦になると見られており、金曜日にタイムズスクエアでDAZN PPVにて放送される

国際ボクシング殿堂入りの元王者であり、ゴールデンボーイ・プロモーションズ代表でもあるオスカー・デ・ラ・ホーヤは、ガルシア(24勝1敗、20KO)同様に、ロメロ(16勝2敗、13KO)はKOに最適なスタイルだと考えており、『ザ・リング』のメインイベントは「ニューヨーク・ミニット」で決着する可能性があると語った。

「本当に、ライアン対ローリーの試合は短くて濃密なものになると思っている」とデ・ラ・ホーヤはガルシアのメディアワークアウト中に語った。「ライアンは休養明けで、今はとにかくやる気に満ちており、自分が衰えていないことを世界に証明したいと思っている。先日ローリーを見たが、まさに“ビーストモード”の状態だった。だから、集中力を保てば非常に危険な試合になる。一つ言えるのは、ライアンの反射神経は非常に速いということ。彼は何かを証明しようとしているファイターだ。ライアンはリングに上がって、仕事を完遂するだろうが、それはこれまでで最もエキサイティングな短期決着試合の一つになるはずだ。」

ロメロは『ザ・リング・マガジン』に対し、「ガルシアを完全KOで倒す」と明言している。

ブックメーカー『DraftKings』によると、この試合のラウンド数に対するオーバー/アンダーは6.5ラウンドとされている。オッズでは、ガルシアが-900の大本命、ロメロが+550のアンダードッグとなっている。

なお、この試合はガルシアにとって、2024年のデビン・ヘイニー戦で禁止薬物オスタリンの陽性反応が出たことによる1年間の出場停止処分明け初戦となる。この試合ではガルシアが3度のダウンを奪い、当初は判定勝利とされたが、後にノーコンテストに変更された。

「ライアンは復讐の念を抱いて戻ってきたと強く感じる。彼の態度が明らかに違っている」とデ・ラ・ホーヤは語る。「5月2日にはボクシング界の視線がすべてライアン・ガルシアとそのほかの出場選手に注がれることになる。それはスポーツ界にとって大きなプラスだ……この日が成立したのもライアンのおかげ。ライアン・ガルシアこそがボクシング界を牽引する存在だ。」

デ・ラ・ホーヤはさらに、今回のガルシア対ロメロ戦を、自身が2006年にリカルド・マヨルガと対戦し、「ゴールデンボーイ」が6ラウンドTKO勝利を収めた試合になぞらえた。

「マヨルガは強いパンチャーで、おしゃべりでもあった。どのパンチでもKOする可能性があった」とデ・ラ・ホーヤは回想する。「ライアンには冷静さを保ち、落ち着いてチャンスを見極めることが求められる。ライアンはロメロよりも体格があり、技術的にも上だ。ロメロから繰り出されるパンチはワイドで強烈かつ速いが、ライアンは本能的にそれを攻略し、最終的にはKOするタイプのファイターだ。」

Manouk Akopyanは『ザ・リング・マガジン』の主任ライターである。X(旧Twitter)およびInstagramでは@ManoukAkopyanで連絡可能。

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